Pasta alla Genovese Napoletana

ナポリ風ジェノヴェーゼのパスタ

Pasta alla Genovese Napoletana(ナポリ風ジェノヴェーゼのパスタ)
難易度★★★☆☆ 準備20分 調理4時間 分量6人分 地方南イタリア・ナポリ

リグーリアのペストとは無関係なナポリ独自の「ジェノヴェーゼ」。大量の玉ねぎを3〜4時間かけてとろとろになるまで煮詰め、牛肉の旨みを抽出したソース。飴色に変わった玉ねぎの甘みが全てを支配する、ナポリ人が最も愛する「日曜の一皿」。

この料理について

ナポリのジェノヴェーゼは、ジェノヴァとは無関係です。この不思議な名前の由来には複数の説があります。ジェノヴァ出身の商人がナポリに伝えた料理という説、ジェノヴァ通りに構えた食料品店のシェフが考案したという説——いずれにせよ、現代のジェノヴァにこの料理は存在しません。完全にナポリ固有の料理です。

牛肉と玉ねぎを4〜6時間煮込む——これがジェノヴェーゼの基本工程です。大量の玉ねぎが長時間の加熱でカラメル化し、肉の旨みと溶け合って、トマトを一滴も使わない深褐色のソースが生まれます。この「玉ねぎの変容」が料理の魔法です。

日曜日の朝から煮込み始め、昼食の時間に間に合わせる——ナポリの日曜の家庭料理のリズムがそのままジェノヴェーゼの作り方に刻まれています。

材料(6人分)

  • ジーティまたはリガトーニ500g
  • 玉ねぎ(または白玉ねぎ)2000g薄切り。量が多いのは正しい
  • 牛肉(ランプまたはモモ肉の固まり)800gソースに旨みを出す。調理後は別の料理(セコンド)として食べる
  • ラルドまたはパンチェッタ100g1cm角に切る
  • 白ワイン200ml
  • パルミジャーノまたはペコリーノ60gすりおろす
  • 適量パスタの茹で水用(湯1Lに対して8g)

作り方

1約15分

食材を下処理する

  • 1 玉ねぎ2kgを薄切りにする。
  • 2 ラルド(またはパンチェッタ)100gを1cm角に切る。
  • 3 牛肉は固まりのまま準備する(切らない)。

完了の目安

玉ねぎが薄切り、ラルドが1cm角に切れた。

注意点

玉ねぎの量が多いのは正しい。減らさないこと。

2約3分

煮込みの土台を作る

  • 1 大鍋にラルド・薄切り玉ねぎ全量・牛肉を入れる。
  • 2 白ワイン200mlを注いで蓋をして弱火にかける。

完了の目安

全材料が鍋に入り、弱火にかかった。

注意点

オイルを加えない。ラルドの脂と玉ねぎの水分で煮込む。

3約4時間

長時間煮込む

  • 1 並行大鍋に湯を沸かし始める(湯1Lに対して塩10g)。
  • 2 弱火で3〜4時間煮込む。
  • 3 途中30分ごとにかき混ぜる。

完了の目安

玉ねぎが完全にとろとろになり飴色に変わった。

注意点

最低3時間は煮込むこと。玉ねぎが飴色になるまで続ける。

4約3分

牛肉を取り出す

  • 1 牛肉を取り出す。

完了の目安

牛肉が取り出され、玉ねぎのソースのみが残った。

5約10分

パスタを茹でる

  • 1 ジーティを沸かしておいた塩湯に入れアルデンテに茹でる(袋の表示より1分早く引き上げる)。

完了の目安

ジーティが表示より1分早く引き上げられアルデンテになった。

注意点

ソースと和えるので表示より1分早く引き上げること。

6約3分

ソースと和える

  • 1 茹で汁50〜100mlをソースに加えて濃度を調整する。
  • 2 パスタを加えてソースとよく和える。

完了の目安

ソースがパスタ全体にしっかり絡んだ。

7約2分

チーズをかけて提供する

  • 1 皿に盛りパルミジャーノまたはペコリーノをすりおろしてかける。

完了の目安

チーズをかけて完成。

Chef Authen

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