Paccheri con Ragù di Totani e Colatura
スルメイカのラグーとコラトゥーラのパッケリ
ナポリの「魚介のラグー」をイカで作り、コラトゥーラで旨みを重ねる本格カンパニアのパスタ。トマトと白ワインで40分ゆっくり煮込んだラグーに、コラトゥーラの奥行きが加わる。パッケリの大きな空洞がラグーを受け止め、ひと口ごとに凝縮された旨みが広がる。
この料理について
ナポリでは、日曜の食卓にラグーがあること自体がひとつの文化です。肉のラグーだけでなく、海に近い家庭やトラットリアでは魚介を使った重いソースも親しまれてきました。
パッケリはナポリの大型パスタで、祝祭や週末の昼食に出されると皿の存在感が一気に増します。イカのラグーと合わせると、港町の食卓らしい豊かさが生まれます。
チェターラのコラトゥーラを加える発想は、カンパーニャ海岸の保存食文化とナポリのパスタ文化が出会った現在的な一皿です。今日では、魚介のパスタをより深く味わわせる地方色の強い料理として扱われています。
材料(4人分)
- パッケリ(大型スムースパスタ管)400g凹凸なしのスムースタイプ。リガトーニで代用しない
- トターニ(矢イカ)600gワタと軟骨を除き洗う。胴体2cm角・触腕はぶつ切り
- ホールトマト(缶)400g手で潰しながら加える
- コラトゥーラ・ディ・アリーチ20ml煮込み完了後に加える。加熱で香りが飛ぶため火を止めてから
- 辛口白ワイン150ml
- 玉ねぎ1個みじん切り
- にんにく3片みじん切り
- エクストラバージン・オリーブオイル60ml
- イタリアンパセリ1束みじん切り。仕上げ用
- 唐辛子(乾燥)1本小口切り
作り方
1約15分
食材を下処理する
- 1 トターニを洗い、ワタと軟骨を除く。
- 2 胴体を2cm角、触腕をぶつ切りにする。
- 3 水気をキッチンペーパーで拭く。
- 4 唐辛子を小口切りにする。
2約13分
材料を準備する
- 1 玉ねぎをみじん切りに、にんにく3片をみじん切りにする。
- 2 厚手の鍋にオリーブオイル・玉ねぎ・にんにくを入れ中火で炒める。
- 3 玉ねぎが透明になったら(8〜10分)、トターニを加えて強火で2〜3分炒め、表面を焼き付ける。
3約3分
煮詰める
- 1 白ワインを注いで強火でアルコールを飛ばす(2〜3分)。
- 2 鍋底についた旨みを木べらでこそぎながら混ぜる。
4約45分
湯を沸かす
- 1 並行(炒めている間に)大鍋に湯を沸かし始める(湯1Lに対して塩10g)。
- 2 ホールトマトを手で潰しながら加え、唐辛子を加える。
- 3 ふたをせず弱火〜中火で40〜45分煮込む。
- 4 途中で水分が飛びすぎたら少量の水を加える。
完了の目安
ラグーが濃厚になり、イカが柔らかくなれば完成。
5約2分
仕上げにまとめる
- 1 塩で味を確認する(コラトゥーラが塩辛いため追加塩は控えめに)。
注意点
火を止めてコラトゥーラを加えて混ぜる。
6約13分
茹でる
- 1 パッケリを沸かしておいた塩湯に入れ、表示より1分短く茹でる。
- 2 茹で汁50mlを取り置く
- 3 ラグーにパスタを加えて混ぜ、茹で汁で濃さを調整しながら1〜2分馴染ませる
- 4 イタリアンパセリをみじん切りにして散らして盛る
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