AUTHENTIC RECIPE
Minestrone alla Milaneseミラノ風ミネストローネ
米を加えて仕上げるミラノ式ミネストローネ。ラード(または豚脂)で炒めるソフリットが深い旨みのベースになる。夏は冷製でも楽しめる。
本場北イタリアで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- カルナローリ米80g仕上げに加えて10分煮る
- ラード(豚脂)50gみじん切り。ソフリットに使う
- 玉ねぎ1個みじん切り
- セロリ2茎みじん切り
- にんじん2本1cm角に切る
- じゃがいも2個1.5cm角に切る
- ズッキーニ1本1.5cm角に切る
- ボルロッティ豆(茹でたもの)200g
- ホールトマト缶200g
- パルミジャーノの皮1片スープに一緒に煮込んで旨みを出す
- エクストラバージン・オリーブオイル30ml仕上げに回しかける
- 塩1少々
作り方
ソフリットを炒める
- 1 ラード50gを大きな鍋で溶かす。
- 2 玉ねぎ1個・セロリ2茎をみじん切りにする。
- 3 中火で8分炒める。
完了の目安
玉ねぎが透明になれば次へ。
根菜を加えて炒める
- 1 にんじん2本を1cm角に切る。
- 2 じゃがいも2個を1.5cm角に切る。
- 3 ズッキーニ1本を1.5cm角に切る。
- 4 鍋に加えて3分炒める。
トマトと水を加える
- 1 ホールトマト200gを手でつぶしながら加える。
- 2 パルミジャーノの皮1片を加える。
- 3 水1.5Lを加える。
野菜スープを煮込む
- 1 沸騰したら弱火にして蓋をする。
- 2 30分煮込む。
完了の目安
野菜が柔らかくなれば次へ。
豆を加える
- 1 ボルロッティ豆200gを加える。
- 2 さらに10分煮る。
米を加えて仕上げる
- 1 カルナローリ米80gを加える。
- 2 10〜12分煮る。
- 3 パルミジャーノの皮を取り出す。
完了の目安
米がやや硬め(アルデンテ)に仕上がれば次へ。
味を調えて供する
- 1 塩で味を調える。
- 2 オリーブオイル30mlを全体に回しかける。
INGREDIENT OPTIONS
手に入る食材で、本格の輪郭を保つ
ミラノ風ミネストローネは、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。
カルナローリ米の代わりに
ショートパスタ(ディタリーニ)
代わりに使える食材 · 本格度 -5点
南イタリアスタイルに近づくが同様に美味
ラード(豚脂)の代わりに
オリーブオイル
代わりに使える食材 · 本格度 -10点
豚脂の深みが失われ、よりさっぱりする
この料理について
ミラノの冬の家庭料理には、野菜をたっぷり使ったミネストローネが欠かせません。ロンバルディアのミネストローネは、米を加えることや豚脂・バター文化と結びつく点で、オリーブオイル中心の南イタリアのスープとは違う表情を持ちます。
ミネストローネ・アッラ・ミラネーゼは、寒い季節に家族の食卓を温める日常の料理として親しまれてきました。余った野菜を使い切る実用性を持ちながら、カルナローリ米やパルミジャーノの皮を加えることで、ロンバルディアらしい厚みのある一皿になります。
夏には冷製で食べられることもあり、季節に応じて姿を変える家庭料理です。派手な料理ではありませんが、ミラノの台所における野菜、米、乳製品、豚脂の関係をよく伝えています。
QUESTIONS
よくある質問
ミラノ風ミネストローネにオリーブオイルを使ってもいいですか?
使えます。ただしラード(豚脂)をオリーブオイルに替えると本格度が10点下がります。豚脂の深みが失われ、よりさっぱりする。
ミラノ風ミネストローネにショートパスタ(ディタリーニ)を使ってもいいですか?
使えます。ただしカルナローリ米をショートパスタ(ディタリーニ)に替えると本格度が5点下がります。南イタリアスタイルに近づくが同様に美味。
ミラノ風ミネストローネを作るのにどれくらい時間がかかりますか?
4人分で合計1時間25分です(準備25分・調理1時間)。
ミラノ風ミネストローネは家庭で作るのが難しいですか?
難易度は5段階中2で、イタリア料理のなかでは作りやすい部類です。全7工程で、特別な設備は必要ありません。
READER REVIEWS
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次の週末は、コース料理を家で。
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