Minestrone alla Genovese
ジェノヴァ風ミネストローネ
季節の野菜と豆をたっぷり使い、仕上げにジェノヴェーゼペストを一さじ溶かすのがリグーリア流。ペストの香りがスープ全体に広がり、野菜料理とは思えない深い旨みを生み出す本格ミネストローネ。
この料理について
ミネストローネ・アル・ペストは、リグーリアで何世代も作られてきた夏のスープです。ズッキーニ、インゲン豆、じゃがいも、玉ねぎ、トマト——畑にあるものをひとつの鍋に入れる。この「あるものを全部」という発想は、リグーリアのクチーナ・ポヴェーラ(貧者の料理)に共通して見られます。
このミネストローネが他の地域のものと決定的に違うのは、仕上げに加えるペストです。熱々のスープにペストを溶かし込む瞬間、バジルの香りが立ち上がり、スープ全体がひとつの料理として完成します。このペストを加える一手間が、ミネストローネをリグーリアの料理に変える儀式です。
季節を問わず作られるこのスープは、夏は新鮮野菜で、冬は乾燥豆と根菜で作られます。同じ名前でありながら季節によって全く異なる姿を見せる——ミネストローネはリグーリアのカレンダーでもあります。
材料(6人分)
- ボルロッティ豆(茹でたもの)200g
- じゃがいも2個2cm角
- ズッキーニ2本輪切り
- にんじん2本輪切り
- セロリ2茎
- 玉ねぎ1個
- ホールトマト缶200g
- ショートパスタまたは米80g
- エクストラバージン・オリーブオイル45mlソフリット炒め用(大さじ3)
- ジェノヴェーゼペスト60g仕上げに加える
作り方
野菜を切る
- 1 玉ねぎ1個をみじん切りにする。
- 2 にんじん2本をみじん切りにする。
- 3 セロリ2茎をみじん切りにする。
- 4 じゃがいも2個を2cm角に切る。
- 5 ズッキーニ2本を輪切りにする。
完了の目安
ソフリット野菜がみじん切り、じゃがいもとズッキーニが指定サイズに切れた。
ソフリットを炒める
- 1 大鍋でオリーブオイル大さじ3を中火で熱する。
- 2 玉ねぎ・にんじん・セロリを加えて弱火で8分炒める。
完了の目安
野菜がしんなりして透明感が出た。
注意点
焦がさないよう弱火で丁寧に炒めること。
残りの野菜を加えて煮込む
- 1 じゃがいも・ズッキーニ・ホールトマト200gを加える。
- 2 水1.5Lを注いで中火で30分煮込む。
完了の目安
30分経過してじゃがいもが柔らかくなった。
豆とパスタを加える
- 1 ボルロッティ豆200gを加えてさらに10分煮る。
- 2 ショートパスタ80gを加えてパッケージの表示通りに茹でる。
完了の目安
パスタが茹で上がった。
ペストを加えて仕上げる
- 1 火を止めてペスト60gを加えて溶かす。
- 2 塩で味を整える。
完了の目安
ペストが溶け、スープ全体にバジルの香りが広がった。
注意点
沸騰中にペストを加えると香りが飛ぶ。必ず火を止めてから加えること。
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