AUTHENTIC RECIPE

Linguine con Vongole e Colaturaリングイネ・コン・ヴォンゴレ・エ・コラトゥーラあさりとコラトゥーラのリングイネ

合計
2時間41分
難易度
★★★☆☆
分量
4人分
  • 準備 4分
  • 調理 37分
  • 待ち時間 2時間
Linguine con Vongole e Colatura(あさりとコラトゥーラのリングイネ)
難易度★★★☆☆ 準備4分 調理37分 待ち時間2時間 分量4人分 地方南イタリア・ナポリ

ヴォンゴレ・ビアンコにチェターラ産コラトゥーラを仕上げに加えた、カンパニア海岸のパスタ。貝の蒸し汁とコラトゥーラの旨みが重なり、白ワインのソースに深みが出る。コラトゥーラは加熱せず、最後に垂らして香りを生かす。

ナポリで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。

材料(4人分)

100本格度
4

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作り方

1約2時間
あさりを塩水で砂抜きする

あさりを塩水で砂抜きする

  • 1 あさり800gをバットに重ならないよう広げ、3%塩水(水1Lに塩30g)を貝がひたひたになるまで注ぐ。
  • 2 アルミホイルなどで覆い、暗所で2時間する。
2約4分
あさりと香味野菜を下準備

あさりと香味野菜を下準備

  • 1 したあさりをざるに上げ、殻同士をこすり合わせて流水で洗い、水気を切る
  • 2 割れた貝や口が開いたまま閉じない貝を除く
  • 3 にんにく4片を包丁の腹で軽く潰す
  • 4 イタリアンパセリ1束をみじん切りにする
  • 5 唐辛子1本を輪切りにする
3約10分
パスタ用の湯を沸かす

パスタ用の湯を沸かす

  • 1 大鍋に湯3Lを沸かし、塩15gを加える。

補足

コラトゥーラが塩辛いため、茹で湯の塩は通常(湯1Lに10g)の半量にする。

4約12分
あさりを白ワイン蒸しにする

あさりを白ワイン蒸しにする

  • 1 大きなフライパンにエキストラバージンオリーブオイル40ml・潰したにんにく4片・唐辛子を入れて中火で熱し、香りが立ったらあさりを加えて白ワイン150mlを注ぐ。
  • 2 ふたをして強火で3〜4分蒸す。
  • 3 あさりが全部開いたら取り出す。
  • 4 蒸し汁は茶こしでこして取り置く。
  • 5 あさりの3分の2を殻から外し、残りは殻付きのまま飾り用に取り置く。
5約9分
リングイネを茹で、蒸し汁を煮詰める

リングイネを茹で、蒸し汁を煮詰める

  • 1 並行(リングイネを茹でている間に)フライパンに取り置いた蒸し汁を戻し、中火で1〜2分煮詰める。
  • 2 リングイネ400gを袋の表示より2分短く茹でる。
6約3分
リングイネに蒸し汁を吸わせる

リングイネに蒸し汁を吸わせる

  • 1 茹で汁80mlを取り置き、リングイネを茹で鍋からトングで直接フライパンへ移す。
  • 2 茹で汁を加え、中火で2分ほど混ぜながらあさりの汁を吸わせてさせる。

完了の目安

麺の中心にわずかに芯が残り、汁がとろりと麺に絡めば次へ。

7約3分
あさりを戻して盛り付ける

あさりを戻して盛り付ける

  • 1 殻から外したあさりを戻して全体を和える。
  • 2 火を止めてフライパン全体にコラトゥーラ15mlを回しかけ、残りのエキストラバージンオリーブオイル40mlとみじん切りにしたパセリを加えて素早く和える。
  • 3 殻付きのあさりで飾り付けて盛る。

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チェターラの街並み・風景
Cetaraイタリアの風景 · チェターラ 写真:Derbrauni · CC BY-SA 4.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

12月24日のナポリでは、夕食の品書きに肉が載りません。生誕の前日に肉を断つ教会の習わしによるものとされ、食卓には揚げたバッカラかウナギのカピトーネが並び、一皿目はスパゲッティ・アッレ・ヴォンゴレと決まっています。

同じ夜、アマルフィ海岸の漁村チェターラでは、家々のリングイネにコラトゥーラがかけられます。コラトゥーラはカタクチイワシを塩漬けにして上がってきた汁から作る調味料で、2020年10月にDOPに登録されました。2003年からは、スロー・フードが守る伝統食品「プレシディオ」にも選ばれています。チェターラという町の名も、魚を意味するラテン語cetusから来ているとされます。

ナポリのあさりのパスタにチェターラの調味料を加えるこの料理は、同じ夜に別々の町で食べられてきた二つの味を一皿に合わせたものです。町では数軒の生産者が漁師の家族と組んで樽を仕込み、12月にはコラトゥーラの祭りが開かれます。

代わりに使える食材

リングイネLinguine

  • スパゲッティ本格度: -5 pts

    問題なく代用可。形状の差のみ。

あさりVongole veraci

  • ハマグリ本格度: -10 pts

    旨みは十分だが貝の個性が変わる。

    工程4:殻が大きいため蒸し時間を5〜6分に延長

  • ムール貝本格度: -10 pts

    あさりより身が大きく、汁の味が濃くなる。チェタラの仕立てからは離れる。

    工程1・2:砂抜きはせず、足糸を抜いてから蒸す

コラトゥーラ・ディ・アリーチColatura di alici di Cetara

  • ナンプラー+アンチョビペースト本格度: -20 pts

    コラトゥーラ固有の熟成香と複雑さが失われる。

    工程3・7:ナンプラー大さじ1+アンチョビペースト小さじ1で代用し、火を止めてから加える

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