AUTHENTIC RECIPE
Melanzane alla Parmigianaなすのパルミジャーナ
塩をして水分を抜いたなすを揚げ、トマトソース、モッツァレラ、パルミジャーノと重ねて焼く南イタリアの豊かな野菜料理。
本場南イタリアで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- なす900g縦に7mm厚で薄切りし、塩をして水分を抜く
- パッサータ(トマトピューレ)700ml
- モッツァレラ250g1cm角に切り、水気を切る
- パルミジャーノ・レッジャーノ80gすりおろす
- バジル12枚
- にんにく1片軽くつぶす
- 揚げ油1000ml
- エクストラバージンオリーブオイル30ml
- 塩14g
作り方
なすの水分を抜く
- 1 なす900gはヘタを落とし、縦に7mm厚で薄切りにする。
- 2 塩10gを全体に振り、ざるに並べて40分置く。
完了の目安
表面に水分が浮き、しんなり曲がる状態にする。
チーズと香味を準備する
- 1 モッツァレラ250gを1cm角に切り、ざるで水気を切る。
- 2 パルミジャーノ・レッジャーノ80gをすりおろす。
- 3 にんにく1片を軽くつぶす。
トマトソースを作る
- 1 鍋にエクストラバージンオリーブオイル30mlとにんにくを入れて弱火で熱する。
- 2 香りが立ったらパッサータ700ml、塩4g、バジル4枚を加え、20分煮る。
- 3 ソースが軽く煮詰まり、酸味が丸くなったらにんにくを取り出す。
なすの水気を拭く
- 1 なすの水分を流水で軽く流し、キッチンペーパーでしっかり拭く。
注意点
表面の水分が残らず、油はねしない状態にする。
なすを揚げる
- 1 揚げ油1000mlを170℃に熱し、なすを数枚ずつ入れる。
- 2 両面を2〜3分揚げ、薄いきつね色で柔らかくなったら網に上げる。
層に重ねる
- 1 耐熱皿にトマトソース、なす、モッツァレラ、パルミジャーノ・レッジャーノ、バジルを順に重ねる。
- 2 同じ順で3層ほど作り、最後はトマトソースとパルミジャーノで終える。
オーブンを整える
- 1 オーブンを190℃に予熱する。
完了の目安
耐熱皿の端まで層が均一に入り、表面にチーズが薄く広がっている状態にする。
こんがり焼き上げる
- 1 190℃のオーブンで30分焼く。
- 2 表面がこんがり色づき、端のソースが小さく泡立ったら取り出す。
休ませて落ち着かせる
- 1 10分休ませる。
- 2 層が落ち着き、切り分けても大きく流れない状態になったら完成。
INGREDIENT OPTIONS
手に入る食材で、本格の輪郭を保つ
なすのパルミジャーナは、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。
パッサータ(トマトピューレ)の代わりに
ホールトマト缶 2缶
代わりに使える食材 · 本格度 -5点
果肉感が出る。手でつぶしてから煮詰める
煮込み時間を5分延ばす
モッツァレラの代わりに
水牛モッツァレラ
代わりに使える食材 · 本格度への影響なし
より濃厚になるが水分が多いので、しっかり水気を切る
水切り時間を20分追加する
この料理について
南イタリアの夏の市場には、つやのあるなす、完熟トマト、バジルが山のように並びます。メランツァーネ・アッラ・パルミジャーナは、そうした季節の食材を重ねて焼く料理で、カンパーニャやシチリアを中心に広く親しまれています。
料理名はパルミジャーノを使うことに由来する説のほか、シチリア語で鎧戸の板を意味する言葉に由来するという説もあります。なすを重ねた層の姿が鎧戸に似ているためです。18〜19世紀にトマトとチーズの利用が広がる中で、現在に近い形が定着したと考えられています。
肉を使わない料理でありながら、祝いの食卓にも置かれる存在感があります。野菜、乳製品、トマトソースが層になった姿は、南イタリアの家庭料理の豊かさを象徴しています。
QUESTIONS
よくある質問
なすのパルミジャーナにホールトマト缶 2缶を使ってもいいですか?
使えます。ただしパッサータ(トマトピューレ)をホールトマト缶 2缶に替えると本格度が5点下がります。果肉感が出る。手でつぶしてから煮詰める。煮込み時間を5分延ばす。
なすのパルミジャーナに水牛モッツァレラを使ってもいいですか?
使えます。モッツァレラを水牛モッツァレラに替えるとも本格度への影響はありません。より濃厚になるが水分が多いので、しっかり水気を切る。水切り時間を20分追加する。
なすのパルミジャーナを失敗せずに作るコツはありますか?
つまずきやすいのは次の点です。表面の水分が残らず、油はねしない状態にする。
なすのパルミジャーナを作るのにどれくらい時間がかかりますか?
4人分で合計1時間46分です(準備36分・調理1時間10分)。
なすのパルミジャーナは家庭で作るのが難しいですか?
難易度は5段階中4で、技術の見極めが要る一皿です。全9工程のうち仕上がりを左右するのは「なすの水気を拭く」で、各工程に見極めの目安と注意点を明記しています。
READER REVIEWS
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次の週末は、コース料理を家で。
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