Lasagne alla Bolognese
ラザニア ボロネーゼ
ラグー・ベシャメル・緑色の生パスタを重ねたボローニャ本家のラザニア。世界中に広まったラザニアの原型。
この料理について
ボローニャの路地を歩くと、どの窓からもラグーの香りが漂ってきます。「La Grassa(太った者の街)」の異名を持つこの街は、北イタリア随一の食の都として知られ、ラザニア・ボロネーゼはその象徴的な一皿です。
緑色のほうれん草入り生パスタ、長時間かけて煮込んだラグー・ボロネーゼ、なめらかなベシャメルソース、そしてパルミジャーノ・レッジャーノ。この4つの要素が層を成して生まれるこの料理は、ボローニャでは祖母が伸ばしたパスタ生地を孫が横で眺める光景が今も続いており、年中行事の食卓に欠かせない料理として受け継がれています。
ラザニアの起源は14世紀のナポリの料理書にまでさかのぼりますが、緑のパスタとラグーを組み合わせた現在のスタイルが確立されたのは、19〜20世紀のボローニャでのことです。1982年、イタリア料理アカデミーがこの料理の「公式レシピ」を登録したのは、急速に広まる「インスタント版」や劣化した模倣から本物を守るためでした。そのレシピは2023年にも改訂されており、本格派への記録と研究は今も続いています。
材料(6人分)
- 00粉(パスタ生地用)525g緑のラザニアシート用。ほうれん草の水分で粉量を微調整する
- ほうれん草(生)700g茹でて強く絞り、正味260g程度を生地に使う
- 卵3個緑のラザニアシート用
- ボロネーゼ・ラグー(タリアテッレ・アル・ラグーのレシピで用意)750g
- 牛乳(ベシャメル用)750ml
- バター(ベシャメル用)75g
- 薄力粉(ベシャメル用)75g
- ナツメグ1ひとつまみベシャメル用
- 塩適量
- パルミジャーノ・レッジャーノ300g各層と仕上げにかける用
- バター(仕上げ用)30g最上層に点在させる
作り方
1約35分
茹でる
- 1 ほうれん草700gを塩湯で2分茹で、冷水にとって冷ます。
- 2 両手で強く絞り、布巾に包んでもう一度ひねって水気を抜き、正味260g程度をごく細かく刻む。
- 3 00粉525gに刻んだほうれん草と卵3個を加えてまとめ、10分こねる。
完了の目安
表面がなめらかになったらラップに包んで30分休ませる。
2約15分
ベシャメルを作る
- 1 並行(ラザニア生地を休ませる間に)バター75gを溶かして薄力粉75gを加え、弱火で2分炒める。
- 2 牛乳750mlを少しずつ加えながら混ぜ、とろみがついたら塩とナツメグで調える。
注意点
鍋底をへらで引くと一瞬線が残る濃度になったら火を止める。
3約25分
材料を合わせる
- 1 ラザニア生地を薄く(約1mm)伸ばし、耐熱皿に合わせてカットする。
- 2 塩湯で30秒ほど下茹でして冷水にとり、清潔な布巾に広げて水気を取る。
- 3 オーブンを200℃に予熱する。
4約18分
形を整える
- 1 耐熱皿の底にベシャメルを薄く敷く。
- 2 ラザニアシート→ラグー約150g→ベシャメル約120ml→パルミジャーノ約50gの順に重ねる。
- 3 これを5層作り、層ごとの端が重なりすぎないようならす。
5約5分
形を整える
- 1 最上層はラザニアシートにベシャメルを薄く広げ、残りのパルミジャーノとバター30gを小さくちぎって点在させる。
- 2 表面が白く覆われ、端までソースが行き渡ったら焼成へ進む。
6約40分
焼き上げる
- 1 200℃で25〜30分焼く。
- 2 表面がきつね色になり、端のソースがふつふつ沸いたら取り出す。
- 3 10分休ませ、層が落ち着いてから切り分ける。
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