AUTHENTIC RECIPE

Fettuccine Alfredoフェットゥッチーネ アルフレード

Fettuccine Alfredo(フェットゥッチーネ アルフレード)
難易度★★★☆☆ 準備30分 調理10分 分量2人分 地方中部イタリア・ローマ

1914年にローマのレストランオーナー、アルフレード・ディ・レリオが発明した一皿。バター・パルミジャーノ・茹で汁だけで作るクリームのようなソースが特徴。アメリカで「クリームソースパスタ」として変形普及したが、本場は生クリーム不使用。手打ちフェットゥッチーネの乳化技術が全て。

本場中部イタリアで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。

材料(2人分)

2
  • フェットゥッチーネ(卵入り生パスタ)200g
  • 高品質発酵バター100g室温でやわらかくしておく
  • パルミジャーノ・レッジャーノ(熟成24ヶ月以上)80g細かくすりおろす(粗いと溶けない)

作り方

1約3分

チーズをすりおろして湯を沸かす

  • 1 並行大鍋に湯を沸かし始める(湯1Lに対して塩10g)。
  • 2 パルミジャーノ80gを細かくすりおろす。

完了の目安

パルミジャーノが粉末状に細かくすりおろせた。

注意点

粗いと溶けにくい。必ず細かくすりおろすこと。

2約4分

フェットゥッチーネを茹でる

  • 1 フェットゥッチーネ200gを表示より30秒短めに茹でる。
  • 2 茹で汁100mlを必ず取り置く。

完了の目安

フェットゥッチーネがやや固め(al denteより少し前)に茹で上がり、茹で汁が確保された。

注意点

茹で汁は必ず確保すること。乳化に不可欠。

3約1分

バターを溶かす

  • 1 大きなボウルに室温のバター100gを入れる。
  • 2 熱い茹で汁大さじ2を加えてバターを溶かしながら混ぜる。

完了の目安

バターが溶けてなめらかなクリーム状になった。

注意点

バターは室温のものを使うこと。冷たいと溶けにくく乳化しにくい。

4約2分

乳化させる

  • 1 茹でたフェットゥッチーネをトングでボウルに移す(一部の茹で汁も一緒に)。
  • 2 トングで持ち上げては落とす動作を繰り返しながら、すりおろしたパルミジャーノを少しずつ加えて乳化させる。

完了の目安

ソースがクリーミーに乳化してパスタ全体に絡んだ。

注意点

加熱しないこと。熱で乳化が壊れる。

乾いてきたら茹で汁を少量追加して調整する。

5約1分

パルミジャーノを削る

  • 1 皿に盛る。
  • 2 追加のパルミジャーノを削りかけてすぐに提供する。

完了の目安

削りかけたチーズが余熱でとろけ、ソースに艶が残っていれば完成。

注意点

ソースが固まる前に素早く提供すること。

INGREDIENT OPTIONS

手に入る食材で、本格の輪郭を保つ

フェットゥッチーネ アルフレードは、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。

フェットゥッチーネ(卵入り生パスタ)の代わりに

フェットゥッチーネ(乾燥)

代わりに使える食材 · 本格度 -10点

卵の風味と乳化しやすさが失われる

高品質発酵バターの代わりに

一般的な無塩バター

代わりに使える食材 · 本格度 -5点

風味がやや弱くなる

パルミジャーノ・レッジャーノ(熟成24ヶ月以上)の代わりに

グラーナ・パダーノ

代わりに使える食材 · 本格度 -10点

うまみの深さが落ちる

この料理について

1908年、ローマのヴィア・デッラ・スクローファに小さなレストランを開いたアルフレード・ディ・レッリオは、出産後に食欲をなくした妻のために特別なパスタを作りました。卵で作ったフェットゥッチーネ、最高品質のバター、パルミジャーノ・レッジャーノだけ——この三要素が合わさったものが妻の食欲を取り戻させ、レストランのメニューに加えられました。

1920年代、ハリウッドのスター夫婦がローマを訪れ、このパスタに魅了されます。彼らはレシピを持ち帰りアメリカで広め、「アルフレード」という名前は世界中に知られるようになりました——しかしアメリカ版には生クリームが加わり、元のレシピとは別物になっていきました。

今日のローマでは、フェットゥッチーネ・アルフレードを本来のレシピで出すレストランは少数派です。観光客の期待に応えた「クリーム入り」バージョンが多数を占めます。オリジナルを守ることの難しさを、この料理の歴史が示しています。

QUESTIONS

よくある質問

フェットゥッチーネ アルフレードにフェットゥッチーネ(乾燥)を使ってもいいですか?

使えます。ただしフェットゥッチーネ(卵入り生パスタ)をフェットゥッチーネ(乾燥)に替えると本格度が10点下がります。卵の風味と乳化しやすさが失われる。

フェットゥッチーネ アルフレードにグラーナ・パダーノを使ってもいいですか?

使えます。ただしパルミジャーノ・レッジャーノ(熟成24ヶ月以上)をグラーナ・パダーノに替えると本格度が10点下がります。うまみの深さが落ちる。

フェットゥッチーネ アルフレードに一般的な無塩バターを使ってもいいですか?

使えます。ただし高品質発酵バターを一般的な無塩バターに替えると本格度が5点下がります。風味がやや弱くなる。

フェットゥッチーネ アルフレードを失敗せずに作るコツはありますか?

つまずきやすいのは次の点です。粗いと溶けにくい。必ず細かくすりおろすこと。茹で汁は必ず確保すること。乳化に不可欠。バターは室温のものを使うこと。冷たいと溶けにくく乳化しにくい。

フェットゥッチーネ アルフレードを作るのにどれくらい時間がかかりますか?

2人分で合計40分です(準備30分・調理10分)。

フェットゥッチーネ アルフレードは家庭で作るのが難しいですか?

難易度は5段階中3です。全5工程のうち仕上がりを左右するのは「乳化させる」「チーズをすりおろして湯を沸かす」で、各工程に見極めの目安と注意点を明記しています。

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