Fettuccine ai Funghi Misti
きのこのフェットゥッチーネ
トスカーナの秋の森から採れる混合きのこを、バターとニンニクでシンプルに仕上げたパスタ。フィンフェルリの芳醇な香りと乾燥ポルチーニのだしが重なり、森の奥行きを生み出す。乾燥ポルチーニがだしと香りの要——これを外すと別の料理になる。
この料理について
トスカーナの秋は、森がポルチーニ、卵茸、チャンテレル——野生のキノコで満ちる季節です。フィレンツェ郊外のチャンティやムジェッロの農家では、かごいっぱいに採ったキノコをバターとニンニクで炒め、パスタと合わせる習慣が今も続いています。
トスカーナ料理の美学は引き算にあります。素材以外の余計なものを加えない。キノコの香りとバターの甘さ、ニンニクの風味、白ワインの酸——これだけで一皿が完成するという確信が料理の根底にあります。クリームを加えるかどうかは各家庭の判断ですが、少量のパルミジャーノのみで締めるのがトスカーナの本格派の流儀です。
日本のしいたけやマッシュルームは、乾燥ポルチーニと組み合わせることでイタリアのキノコ料理の香りに近づけることができます。
材料(4人分)
- フェットゥッチーネ320g
- 乾燥ポルチーニ茸20gぬるま湯200mlで20〜30分戻す
- アンズタケ(フィンフェルリ)150g手でほぐすか大きければ4等分。汚れは乾いたブラシで落とす(水洗い不可)
- マッシュルーム(白)150g4等分に切る
- ニンニク2片薄切り
- バター(無塩)60g
- 白ワイン(辛口)80ml
- 生クリーム(乳脂肪35%以上)80mlトスカーナ流は入れない場合もある。コクを出したければ加える
- パルミジャーノ・レッジャーノ50g
- イタリアンパセリ1束粗く刻む
- タイム(生)2枝
- 塩5gソース調味用・パスタ茹で水用(各適量)
- 黒胡椒(粗挽き)3〜4回挽き
作り方
ポルチーニを戻す
- 1 乾燥ポルチーニを40℃程度のぬるま湯200mlに浸ける。
完了の目安
20〜30分経ったら戻し完了。
戻し汁を準備
- 1 戻したポルチーニを取り出して粗く刻む。
- 2 戻し汁を茶こしでこしておく。
完了の目安
ポルチーニを刻み、戻し汁をこしたら完了。
きのこを切る
- 1 フィンフェルリを手でほぐして食べやすい大きさにする(汚れがあれば乾いたブラシで落とす)。
- 2 マッシュルームを4等分に切る。
完了の目安
全て切り分けたら完了。
注意点
フィンフェルリは水洗い不可。乾いたブラシで汚れを落とす。
ニンニクを炒める
- 1 ニンニクを薄切りにする。
- 2 フライパンにバター40gとニンニク(薄切り)を弱火で熱する。
完了の目安
約2分。薄く色づいたら次へ。
マッシュルームを炒める
- 1 マッシュルームを加えて中火で5〜6分炒める。
完了の目安
水分が完全に飛んで表面に薄く焼き色がついたら次へ。
注意点
水分が残ると旨みが逃げる。
フィンフェルリとポルチーニを炒める
- 1 フィンフェルリとポルチーニを加えて強火で2〜3分炒める。
完了の目安
ポルチーニの香りが立ったら次へ。
ソースを煮詰める
- 1 並行大鍋に湯を沸かし始める(湯1Lに対して塩10g)。
- 2 白ワイン80mlを加えてアルコールを飛ばす(約1分)。
- 3 タイムを加えて5分煮詰める。
- 4 ポルチーニの戻し汁を全量加える。
完了の目安
5分煮詰めたら完了。
生クリームを加える
- 1 生クリーム80mlを加えて弱火で2〜3分煮る。
- 2 塩小さじ1/4・黒胡椒3〜4回挽きで調味する。
完了の目安
2〜3分煮て調味が整ったら完了。
パスタを茹でる
- 1 フェットゥッチーネを沸かしておいた塩湯に入れ、アルデンテに茹でる(袋表示より1分短め)。
- 2 茹で汁を100ml取り置く。
完了の目安
アルデンテになったら引き上げる。
パスタを絡める
- 1 フェットゥッチーネをアルデンテで引き上げてフライパンに移す。
- 2 残りのバター20gとパルミジャーノを加えて手早く絡める。
- 3 茹で汁大さじ2〜3でソースの濃度を調整する。
完了の目安
全体にソースが絡んだら完了。
パセリを散らす
- 1 パセリを散らして仕上げる。
完了の目安
パセリを散らしたら完成。
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