Busiate al Pesto Trapanese

トラーパニ風ペストのブジアーテ

Busiate al Pesto Trapanese(トラーパニ風ペストのブジアーテ)
難易度★★★☆☆ 準備25分 調理12分 分量4人分 地方イタリア島嶼部・パレルモ

トラーパニの港町で生まれた、アーモンド・トマト・バジル・にんにくの生ペストを螺旋状の乾燥ブジアーテに絡める一皿。ジェノヴァのペストがシチリアの素材に変換された料理で、乳化ではなく、潰し方と水分量の制御が味を決める。

この料理について

シチリア西端の港町トラーパニは、地中海交易の影響を色濃く受けてきた土地です。ジェノヴァの船乗りが持ち込んだバジルのペストが、地元のアーモンド、トマト、にんにくと結びつき、ペスト・トラパネーゼとして定着したと伝えられています。

このペストはジェノヴェーゼのように滑らかで緑一色ではありません。粗く砕いたアーモンド、果肉を残したトマト、ちぎったバジルが混ざり、赤みを帯びたざらりとしたソースになります。火を入れないため、素材の香りがそのまま皿に残ります。

合わせるパスタはブジアーテです。細い棒に生地を巻きつけて作る螺旋形で、現在は乾燥品も広く使われます。溝とねじれが粗いペストを抱え込み、一口ごとにアーモンドの甘みとトマトの酸味が現れます。

材料(4人分)

  • ブジアーテ(乾燥)320g
  • 完熟トマト500g湯むきして種を軽く除き、2cm角に切る
  • 皮むきアーモンド100g軽く乾煎りして粗く砕く
  • バジル(生)40g葉だけを使う。包丁で刻まず乳鉢で潰す
  • にんにく2片芯を除いて粗く刻む
  • ペコリーノ60g細かくすりおろす
  • エクストラバージンオリーブオイル90ml
  • 34gパスタ茹で水用30g、ペスト用4g
  • 黒胡椒1g

作り方

1約7分

材料を合わせる

  • 1 完熟トマト500gのヘタに浅く十字を入れ、熱湯に20秒くぐらせて冷水に取る。
  • 2 皮をむき、横半分に切って種を軽く除き、2cm角に切る。

完了の目安

果肉が崩れすぎず角が残っていればよい。

2約5分

香ばしく煎る

  • 1 皮むきアーモンド100gを乾いたフライパンで弱めの中火にかけ、3〜4分乾煎りする。
  • 2 表面に薄い焼き色がつき、甘い香りが立ったら取り出して粗熱を取る。
3約6分

材料を準備する

  • 1 にんにく2片は芯を除いて粗く刻む。
  • 2 バジル40gは葉だけを摘む。
  • 3 ペコリーノ60gを細かくすりおろす。
4約5分

材料を準備する

  • 1 乳鉢ににんにくと塩小さじ1/2を入れて潰す。
  • 2 アーモンドを加え、粒が2〜3mm程度残る粗いペーストになるまで叩き潰す。

注意点

完全な粉にしない。

5約6分

湯を沸かす

  • 1 並行(ペストを仕上げる間に)大鍋に湯3Lを沸かし始める。
  • 2 乳鉢にバジルを数回に分けて加え、乳棒で押しつぶす。
  • 3 葉が細かく裂けて香りが立ったら、トマトを加えて軽く潰す。
  • 4 乳鉢のペーストにエクストラバージンオリーブオイル90mlとペコリーノ60gを加えて混ぜ、赤みを帯びた粗いペストになったら止める。
6約12分

材料を合わせる

  • 1 沸かしておいた湯に塩30gを加える。
  • 2 ブジアーテ320gを入れ、袋表示より1分短く茹でる。
  • 3 茹で汁120mlを取り置く
7約2分

茹でる

  • 1 大きなボウルにペストを移し、茹で汁60mlを加えてのばす。
  • 2 ブジアーテを加え、火にかけずに1分ほどよく和える。

注意点

ペストが螺旋の溝に入り込み、ボウルの底に油だけが分離していなければよい。

8約1分

盛り付ける

  • 1 皿に盛り、黒胡椒を2〜3回挽く。

注意点

必要なら茹で汁を残りから10mlずつ足し、ソースが重く固まらず麺にまとわりつく状態に整える。

Chef Authen

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