Caponata
シチリア風野菜のカポナータ
なすをベースに、ケッパー・オリーブ・トマト・松の実を甘酢で煮込むシチリアの定番前菜。アグロドルチェ(甘酸っぱい)が特徴。常温または翌日が美味。
この料理について
パレルモの市場、バッラロを歩くと、あちこちの露店にナスが積み上げられています。シチリアの夏野菜の豊かさを凝縮したカポナータは、この島の食文化の複雑さを反映した料理です。アラブ、ノルマン、スペイン、フランス——シチリアを支配した民族の数だけ食文化の層が積み重なり、カポナータの甘酸っぱい味わいにもその歴史が映っています。
ナス、セロリ、オリーブ、ケッパー、トマト。材料を見ると地中海の食材が総動員されています。アグロドルチェ(甘酸っぱい)と呼ばれる味付けは、砂糖と酢を使うアラブ料理の影響を受けたもので、中世のシチリアにまでさかのぼります。
カポナータは作りたてより、一日置いて素材が馴染んだ状態で供されます。シチリアの家庭では週の初めに大量に作り、数日かけて食べるのが習慣です。
材料(4人分)
- なす3本2cm角に切る
- セロリ3茎2cm幅に切る
- グリーンオリーブ(種なし)80g
- ケッパー(塩漬け)30g
- ホールトマト缶200g
- ワインビネガー60ml
- 砂糖20gアグロドルチェ(甘酸)の調整
- エクストラバージン・オリーブオイル80ml
- 松の実30g
- レーズン30g
作り方
1約5分
材料を準備する
- 1 なすを2cm角に切る
- 2 セロリを2cm幅に切る
2約10分
揚げる
- 1 フライパンにオリーブオイル60mlを熱し、なすを中火で揚げ焼きにする。
- 2 全面きつね色になったら(約10分)取り出してペーパータオルで油を切る。
3約12分
香味を炒める
- 1 同じフライパンにオリーブオイル20mlを足し、セロリを中火で炒める。
- 2 しんなりしたらオリーブ・ケッパー・ホールトマト(手でつぶして)を加えて10分煮込む。
4約3分
仕上げにまとめる
- 1 ワインビネガー60mlと砂糖20gを加えて混ぜ、2〜3分煮て甘酸っぱく味を調える(アグロドルチェ)。
完了の目安
酸味と甘みのバランスが取れたら次へ。
5約5分
仕上げにまとめる
- 1 なす・松の実・レーズンを加えて優しく混ぜる。
- 2 常温で冷ます。
- 3 翌日が一番おいしい。
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