Brasato al Barolo

牛肉のバローロ煮込み

Brasato al Barolo(牛肉のバローロ煮込み)
難易度★★★☆☆ 準備33分 調理3時間 待ち時間8時間 分量4人分 地方北イタリア・トリノ

ピエモンテが誇る王様の料理。牛肩肉またはすね肉を「ワインの王」バローロで一晩マリネし、3時間かけてじっくり煮込む。フォークで崩れる柔らかさと、煮詰めた深紅のソースが本物の証。

この料理について

ランゲ丘陵の秋は、ブドウの収穫が終わるとすぐにトリュフとバローロの季節になります。ピエモンテの農家では、ワインセラーのバローロが飲み頃を迎えた年に、牛肉の塊を丸ごと漬け込む習慣がありました。「ワインの王」を食材として惜しみなく使うことへの迷いは、この地域の食文化には存在しません。肉との長い時間をかけた反応で、バローロの渋みがソースに深みをもたらします。

ブラザートという言葉は「炭火(ブラーチェ)の傍で」を意味します。かつては暖炉の脇に鍋を置き、余熱で数時間かけてゆっくり火を入れる調理法でした。牛の肩肉やすね肉のコラーゲンが溶け出し、ワインの渋みが和らいでいく過程は、急ぐことのできない時間の産物です。

バローロの深紅が肉に染み込んだソースは、濾して煮詰めることで完成します。このソースとともに供されるポレンタ、またはバターとチーズで和えたポレンタ・コンチャは、ランゲの冬の食卓の定番です。

材料(4人分)

  • 牛かたまり肉(肩肉またはすね肉)1000g大きいまま使う。紐で縛ると形が崩れない
  • バローロ(赤ワイン)750mlマリネと煮込みに使う。1本丸々使う
  • 玉ねぎ2個粗みじん切り
  • にんじん2本輪切り
  • セロリ2本4cm幅に切る
  • にんにく3片
  • ローズマリー・タイム3枝
  • ローリエ2枚
  • エクストラバージン・オリーブオイル50ml

作り方

1約8分

野菜を切る

  • 1 玉ねぎを粗みじん切りにする。
  • 2 にんじんを輪切りにする。
  • 3 セロリを4cm幅に切る。
2約8時間

バローロでマリネする

  • 1 牛肉・玉ねぎ・にんじん・セロリ・にんにく・ハーブをバローロ750mlに漬け込む。
  • 2 冷蔵庫で一晩(8〜12時間)マリネする。

完了の目安

肉全体がワインに浸かり、表面が深い赤紫色になったら次へ。

3約5分

肉を取り出す

  • 1 肉を取り出してキッチンペーパーで水気をしっかり拭く。
  • 2 マリネ液(野菜込み)は取り置く。
4約10分

肉の表面を焼き付ける

  • 1 厚手の鍋にオリーブオイル50mlを強火で熱する。
  • 2 牛肉の全面に濃い焼き色をつける(8〜10分)。

完了の目安

全面に濃いきつね色がついたら次へ。

5約2時間50分

牛肉をバローロで煮込む

  • 1 マリネ液の野菜を加えて5分炒める。
  • 2 マリネ液(ワイン)を全量注ぐ。
  • 3 沸騰したら弱火にし、蓋をして2時間30分〜3時間煮込む。

完了の目安

肉がフォークで崩れるほど柔らかくなれば次へ。

6約20分

ソースを仕上げる

  • 1 肉を取り出してアルミで包んで休ませる。
  • 2 ソースをこし器でこし、中火で半量になるまで煮詰める。
  • 3 肉を戻し、ソースをかけて盛り付ける。

完了の目安

ソースが半量になり、とろりとしたら完成。

この料理に合わせる

現地の食卓では、この一皿と共にこんな料理が並びます。

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