Baccalà alla Vicentina

干し鱈のヴィチェンツァ風煮込み

Baccalà alla Vicentina(干し鱈のヴィチェンツァ風煮込み)
難易度★★★☆☆ 準備30分 調理4時間 待ち時間72時間 分量4人分 地方北イタリア・ヴィチェンツァ

塩干し鱈(バッカラ)を玉ねぎ・アンチョビ・牛乳でとろ火4時間煮込む、ヴィチェンツァ固有の郷土料理。崩れないよう絶対に混ぜないのが鉄則。ポレンタと合わせて食べる。

この料理について

ヴィチェンツァは建築家パッラーディオの街として知られますが、食の世界では独特の逆説を抱えています。バッカラ・アッラ・ヴィチェンティーナは「バッカラ(塩漬け鱈)」という名でありながら、実際に使うのは「スタッカフィッソ(干し鱈)」なのです。

15世紀末、ヴェネツィアの貴族ピエトロ・クエリーニがノルウェーのレールウ島に漂着し、現地の干し鱈の保存法を持ち帰りました。以来、ヴェネト地方ではスタッカフィッソが「バッカラ」という名で定着しました。

この料理の作り方は独特です。4〜5日かけて水戻しした魚を、ミルク・アンチョビ・玉ねぎ・パルミジャーノと共に低温でゆっくり数時間煮込みます。それぞれの段階に時間をかけることが求められます。

材料(4人分)

  • バッカラ(塩干し鱈/3日間水戻し済み)800g3日間冷水に浸け、1日2回水を替える。皮付きのまま使う
  • 白玉ねぎ300g薄い輪切り
  • アンチョビ(オイル漬け)6枚細かく刻む
  • 全乳500ml
  • エクストラバージン・オリーブオイル150ml
  • イタリアンパセリ1束みじん切り
  • パルミジャーノ・レッジャーノ40gすりおろす

作り方

1約5分

材料を刻む

  • 1 イタリアンパセリをみじん切りにする。
  • 2 パルミジャーノ40gを細かくすりおろす。
2約15分

バッカラを下処理する

  • 1 バッカラの小骨を丁寧に抜く。
  • 2 バッカラを5cm幅に切る。皮は残す。
3約18分

玉ねぎを炒める

  • 1 フライパンに玉ねぎ(薄い輪切り)とオリーブオイル半量(75ml)を入れ弱火で15分炒める。
  • 2 アンチョビを加えて崩しながら混ぜる。

完了の目安

玉ねぎが透明になりしんなりしたら次へ。

4約5分

煮込みの層を作る

  • 1 厚手の鍋底に炒めた玉ねぎの半量を敷く。
  • 2 バッカラを皮側を下にして隙間なく並べる。
  • 3 パセリとパルミジャーノを振り、残りの玉ねぎをのせる。

完了の目安

魚が重ならず一段に収まったら次へ。

5約4時間

とろ火で煮込む

  • 1 残りのオリーブオイル(75ml)と全乳500mlを注ぐ。
  • 2 ふたをして非常に弱火(90℃前後)で4時間煮込む。

完了の目安

4時間後。魚が白く仕上がり、崩れずに形が保たれていれば完成。

注意点

絶対に混ぜない。鍋を揺するのも禁止。

6約3分

ポレンタと盛る

  • 1 魚が崩れず白く仕上がっているか確認する。
  • 2 ポレンタと一緒に盛り付ける。

この料理に合わせる

現地の食卓では、この一皿と共にこんな料理が並びます。

Chef Authen

このレシピをアプリで作る

Tabelia アプリなら、手に入りにくい食材には「代わりに使える食材」を本格度への影響とあわせて提示。すべての食材を人数に合わせた分量で表示します。複数品を同時に仕上げるコーチングでは、Chef Authenがあなたの隣に立ちます。

Download on the App Store