Agnolotti del Plin al Sugo d'Arrosto

ロースト肉のソースで仕上げるアニョロッティ・デル・プリン

Agnolotti del Plin al Sugo d'Arrosto(ロースト肉のソースで仕上げるアニョロッティ・デル・プリン)
難易度★★★★★ 準備22分 調理30分 分量4人分 地方北イタリア・アスティ

ピエモンテの詰め物パスタの傑作。「プリン(つまみ)」という特徴的な指でつまむ成形法で作る小さなラビオリに、肉の焙焼き汁をソースとして使う。詰め物は肉の余り物を賢く使う農家の知恵から生まれた。

この料理について

ピエモンテの家庭では日曜日の朝、豚と牛とウサギを一緒にローストする香りで目が覚めます。その肉を使って作るアニョロッティ・デル・プリンは、「プリン」(ピエモンテ方言でつまむの意)という動作を名前に持つパスタです。人差し指と親指でつまんで形を作る——その小さな一つひとつに、週末の家族の時間が込められています。

アニョロッティの特徴はフィリングの豊かさにあります。豚、牛、ウサギまたは鶏——3種以上の肉をローストして、ほうれん草とパルミジャーノと合わせてパスタ生地で包みます。この詰め物のために、前日から肉を仕込む家庭もあります。

仕上げに使うのは、ローストした肉から出た「スッゴ(肉汁)」だけです。バターも生クリームも必要としません。このソースだけでパスタを仕上げる方法は、ピエモンテの日曜料理の伝統に根ざしています。

材料(4人分)

  • 薄力粉(00番)300gパスタ生地用
  • 3個常温に戻したもの
  • 混合ロースト肉(牛・豚・仔牛)300g前日に作ったロースト肉の残りを使う。フィリング用に細かく刻む
  • ほうれん草(茹でて絞ったもの)100gフィリング用
  • パルミジャーノ・レッジャーノ60g
  • ロースト肉の焙焼き汁(脱脂したもの)150mlソース用。脂を除いて濃縮する
  • ナツメグ1ひとつまみ

作り方

1約30分

パスタ生地を休ませる

  • 1 薄力粉300gと常温の卵3個をこねてパスタ生地を作る。
  • 2 ラップに包んで常温で30分休ませる。

完了の目安

生地がなめらかになり、30分の休眠後に弾力が均一になった。

注意点

卵は常温に戻しておくこと。冷たいと生地がまとまりにくい。

2約5分

フィリングを作る

  • 1 ロースト肉300gを細かく刻む。
  • 2 ほうれん草100gを茹でてよく水気を絞る。
  • 3 ロースト肉・ほうれん草・パルミジャーノ60g・ナツメグをフードプロセッサーで混ぜる。

完了の目安

フィリングが均一に混ざり、適度な固さになった。

注意点

ほうれん草の水気をしっかり絞ること。水分が多いと生地が破れる。

3約20分

生地を伸ばしてフィリングを置く

  • 1 生地を1.5mm厚に薄く伸ばして長い帯状にする。
  • 2 フィリングを下半分に1.5cmおきに小さな山状に置く。

完了の目安

フィリングが等間隔に並んだ。

注意点

生地が薄すぎると茹でで破れる。1.5mm厚を守ること。

4約20分

成形する

  • 1 並行大鍋に湯を沸かし始める(湯1Lに対して塩10g)。
  • 2 カットして個々のアニョロッティにする。
  • 3 生地を折りたたむ。
  • 4 各フィリングの間を親指と人差し指でつまんでしっかり閉じる(プリン)。

完了の目安

全アニョロッティが閉じられ、カットされた。

注意点

つまみが甘いと茹でで開く。しっかり閉じること。

5約5分

アニョロッティを茹でる

  • 1 並行ロースト肉の焙焼き汁150mlを小鍋で温めておく。
  • 2 アニョロッティを沸かしておいた塩湯に入れて3〜4分茹でる。

完了の目安

アニョロッティが浮いてから1分経過し、茹で上がった。

注意点

茹ですぎると生地が溶けるので浮いてから1分で引き上げること。

6約2分

焙焼き汁とチーズをかける

  • 1 茹でたアニョロッティと焙焼き汁を和えて皿に盛る。
  • 2 残りの焙焼き汁をかける。
  • 3 パルミジャーノを削りかける。

完了の目安

生地表面に艶が出て焙焼き汁が絡んだ状態で盛り付けられた。

Chef Authen

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