Totani in Umido con Piselli
スルメイカとグリーンピースの煮込み
スルメイカを白ワインとトマトで柔らかく煮て、グリーンピースを合わせる家庭的な魚介セコンド。イカを硬くしない火入れと、トマトソースの濃度調整が肝心。
この料理について
スルメイカとグリーンピースの煮込みは、イタリア沿岸部で春から初夏にかけて作られる家庭料理です。4月から5月、グリーンピースの収穫期とイカの漁期が重なるこの時期に、港の台所と周辺の農地が一つの鍋の中で出会います。リグーリア、ラツィオ、カンパーニャなど沿岸の各地に似た料理が伝わり、トマトを使うか使わないか、仕上げにミントを添えるかどうかなど、細部は土地によって異なります。
スルメイカ(Totani)はヤリイカ(Calamari)に比べ肉質が引き締まっており、長時間の煮込みに向いています。高価な魚介を使わず、安価なイカで旨みを引き出す発想は、漁師の台所に長く伝わる知恵です。
グリーンピースは今や冷凍でも手に入りますが、本来は生の豆が旬を告げる春の食材でした。豆の甘みとイカの旨みが重なる組み合わせは、地中海の季節の記憶を今も持ち続けています。
材料(4人分)
- スルメイカ700g内臓と軟骨を取り、胴は輪切り、足は食べやすく切る
- グリーンピース180g冷凍なら凍ったまま使う
- ホールトマト缶300g手で粗くつぶす
- 玉ねぎ1個みじん切り
- にんにく1片薄切り
- 辛口白ワイン120ml
- イタリアンパセリ15gみじん切り
- エクストラバージンオリーブオイル45ml
- 塩6g
- 黒胡椒1g
作り方
1約12分
食材を下処理する
- 1 スルメイカ700gは内臓と軟骨を取り、流水で洗って水気を拭く。
- 2 胴は1.5cm幅の輪切りにし、足は食べやすく切る。
完了の目安
吸盤の硬い部分があれば包丁でこそげる。
2約8分
材料を準備する
- 1 玉ねぎ1個をみじん切りにする。
- 2 にんにく1片を薄切りにする。
- 3 イタリアンパセリ15gをみじん切りにする。
- 4 ホールトマト缶300gを手で粗くつぶす。
3約3分
材料を合わせる
- 1 厚手の鍋にエクストラバージンオリーブオイル45mlとにんにくを入れ、弱火で2分温める。
- 2 にんにくが薄く色づき香りが立ったら玉ねぎを加える。
4約8分
香味を炒める
- 1 玉ねぎを中火で7〜8分炒める。
- 2 透明になり、水分が飛んで甘い香りが出たらスルメイカを加える。
5約5分
香味を炒める
- 1 スルメイカを強めの中火で2分炒め、表面が白く変わったら辛口白ワイン120mlを注ぐ。
- 2 アルコール臭が消え、液体が半量ほどになるまで3分煮詰める。
6約25分
煮る
- 1 つぶしたホールトマト、塩、黒胡椒を加え、蓋を少しずらして弱火で25分煮る。
- 2 スルメイカに串がすっと入り、ソースが軽くとろむまで煮る。
7約8分
煮る
- 1 グリーンピース180gを加え、蓋を外して8分煮る。
- 2 イタリアンパセリを散らす。
完了の目安
豆がふっくらし、ソースの塩気が馴染んだら完成。
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