AUTHENTIC RECIPE
Totani in Umido con Piselliスルメイカとグリーンピースの煮込み
スルメイカを白ワインとトマトで柔らかく煮て、グリーンピースを合わせる家庭的な魚介セコンド。イカを硬くしない火入れと、トマトソースの濃度調整が肝心。
本場南イタリアで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- スルメイカ700g内臓と軟骨を取り、胴は輪切り、足は食べやすく切る
- グリーンピース180g冷凍なら凍ったまま使う
- ホールトマト缶300g手で粗くつぶす
- 玉ねぎ1個みじん切り
- にんにく1片薄切り
- 辛口白ワイン120ml
- イタリアンパセリ15gみじん切り
- エクストラバージンオリーブオイル45ml
- 塩6g
- 黒胡椒1g
作り方
食材を下処理する
- 1 スルメイカ700gは内臓と軟骨を取り、流水で洗って水気を拭く。
- 2 胴は1.5cm幅の輪切りにし、足は食べやすく切る。
完了の目安
吸盤の硬い部分があれば包丁でこそげる。
材料を準備する
- 1 玉ねぎ1個をみじん切りにする。
- 2 にんにく1片を薄切りにする。
- 3 イタリアンパセリ15gをみじん切りにする。
- 4 ホールトマト缶300gを手で粗くつぶす。
材料を合わせる
- 1 厚手の鍋にエクストラバージンオリーブオイル45mlとにんにくを入れ、弱火で2分温める。
- 2 にんにくが薄く色づき香りが立ったら玉ねぎを加える。
香味を炒める
- 1 玉ねぎを中火で7〜8分炒める。
- 2 透明になり、水分が飛んで甘い香りが出たらスルメイカを加える。
香味を炒める
- 1 スルメイカを強めの中火で2分炒め、表面が白く変わったら辛口白ワイン120mlを注ぐ。
- 2 アルコール臭が消え、液体が半量ほどになるまで3分煮詰める。
煮る
- 1 つぶしたホールトマト、塩、黒胡椒を加え、蓋を少しずらして弱火で25分煮る。
- 2 スルメイカに串がすっと入り、ソースが軽くとろむまで煮る。
煮る
- 1 グリーンピース180gを加え、蓋を外して8分煮る。
- 2 イタリアンパセリを散らす。
完了の目安
豆がふっくらし、ソースの塩気が馴染んだら完成。
INGREDIENT OPTIONS
手に入る食材で、本格の輪郭を保つ
スルメイカとグリーンピースの煮込みは、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。
スルメイカの代わりに
ヤリイカ
代わりに使える食材 · 本格度 -5点
身が柔らかく上品になるが、煮込みの力強い旨みは少し弱まる
煮込み時間を5分短くし、柔らかさを早めに確認する
この料理について
スルメイカとグリーンピースの煮込みは、イタリア沿岸部で春から初夏にかけて作られる家庭料理です。4月から5月、グリーンピースの収穫期とイカの漁期が重なるこの時期に、港の台所と周辺の農地が一つの鍋の中で出会います。リグーリア、ラツィオ、カンパーニャなど沿岸の各地に似た料理が伝わり、トマトを使うか使わないか、仕上げにミントを添えるかどうかなど、細部は土地によって異なります。
スルメイカ(Totani)はヤリイカ(Calamari)に比べ肉質が引き締まっており、長時間の煮込みに向いています。高価な魚介を使わず、安価なイカで旨みを引き出す発想は、漁師の台所に長く伝わる知恵です。
グリーンピースは今や冷凍でも手に入りますが、本来は生の豆が旬を告げる春の食材でした。豆の甘みとイカの旨みが重なる組み合わせは、地中海の季節の記憶を今も持ち続けています。
QUESTIONS
よくある質問
スルメイカとグリーンピースの煮込みにヤリイカを使ってもいいですか?
使えます。ただしスルメイカをヤリイカに替えると本格度が5点下がります。身が柔らかく上品になるが、煮込みの力強い旨みは少し弱まる。煮込み時間を5分短くし、柔らかさを早めに確認する。
スルメイカとグリーンピースの煮込みを作るのにどれくらい時間がかかりますか?
4人分で合計1時間10分です(準備25分・調理45分)。
スルメイカとグリーンピースの煮込みは家庭で作るのが難しいですか?
難易度は5段階中3です。全7工程で、特別な設備は必要ありません。
READER REVIEWS
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