Torta Caprese
カプリ風チョコレートとアーモンドのケーキ
小麦粉を一切使わないカプリ島のチョコレートケーキ。ダークチョコとアーモンドのみで作るため、独特のしっとり感と密度のある食感が生まれる。グルテンフリーの傑作。
この料理について
伝説によれば、このケーキは1920年代にカプリ島のある料理人が薄力粉を入れ忘れて焼いたことから生まれたとされています。偶然の失敗がイタリアの菓子の歴史に加わった——真偽はともかく、この料理の成り立ちを説明するには十分な話です。
小麦粉なしという制約が、このケーキの個性を決めます。構造はチョコレートとアーモンドが担い、卵白のメレンゲが軽さを加えます。焼きすぎれば乾燥し、焼きが足りなければ中が生のまま——竹串を刺して「わずかにウェット」な状態を見極める判断は、数度の経験が必要です。
カプリ島のレストランでは今もトルタ・カプレーゼが定番デザートです。島の名産品であるリモンチェッロを生地に加えるレシピも存在し、同じ島の別の産物を取り込む形で発展しています。
材料(8人分)
- ダークチョコレート(カカオ70%以上)200g刻んでおく
- バター(無塩)200g
- 砂糖200g
- 卵4個卵黄と卵白に分ける
- アーモンドパウダー(皮なし)200g
- ラムまたはリモンチェッロ30mlリモンチェッロがカプリ島らしい
- 塩2g
- 粉砂糖(仕上げ用)15g
作り方
型とオーブンを準備する
- 1 オーブンを180℃に予熱する。
- 2 直径22cmの丸型にバターを塗り、底にクッキングシートを敷く。
完了の目安
準備が整えば次へ。
チョコとバターを溶かす
- 1 ダークチョコレート200gとバター200gを湯煎でゆっくり溶かし均一に混ぜる。
- 2 40〜45℃まで粗熱を取る。
完了の目安
均一に溶け、40〜45℃まで冷めれば次へ。
注意点
熱すぎると次の工程で卵が固まる。必ず粗熱を取る。
卵黄生地を作る
- 1 卵黄4個と砂糖200gをボウルに入れ白っぽくなるまで泡立てる。
- 2 チョコ液・アーモンドパウダー200g・ラム30mlを加えてよく混ぜる。
完了の目安
均一に混ざれば次へ。
メレンゲを作る
- 1 卵白4個に塩2gを加え、角がピンと立つまで泡立てる。
完了の目安
ボウルをひっくり返しても落ちない固いメレンゲになれば次へ。
注意点
ボウルに油脂が残っているとメレンゲが立たない。清潔なボウルを使う。
メレンゲを折り込む
- 1 チョコ生地にメレンゲの1/3を加えてよく混ぜる。
- 2 残りを2回に分けてゴムベラでさっくり折り込む。
完了の目安
白い筋がなくなれば次へ。
注意点
折り込みすぎるとメレンゲの泡が消え、軽さが失われる。
チョコアーモンド生地を焼く
- 1 型に生地を流し込む。
- 2 180℃で30〜35分焼く。
- 3 型のまま完全に冷ます。
完了の目安
竹串を刺してわずかにウェットな状態が焼き上がりの目安。
注意点
焼きすぎると乾燥する。竹串が完全にきれいになるまで焼かない。
型から外して粉砂糖を振る
- 1 型から外して皿に乗せる。
- 2 粉砂糖15gを振る。
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