AUTHENTIC RECIPE
Tonno con Cipolla alla Sicilianaマグロと玉ねぎのシチリア風ソテー
生のマグロステーキを白玉ねぎのバルサミコ風味と合わせて炒めるシチリアの家庭料理。マグロは焼きすぎると固くなるため、中心をロゼ色に残すのが現地スタイル。
本場イタリア島嶼部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(2人分)
- 生マグロ(ステーキ用)400g(2枚)2cm厚。常温に戻してから焼く
- 白玉ねぎ(大)2個薄い半月切り
- バルサミコ酢30ml
- フレッシュミント10枚シチリア流のアクセント
- きび砂糖10g
- エクストラバージン・オリーブオイル50ml
- 塩・黒胡椒適量
作り方
玉ねぎを切る
- 1 白玉ねぎ2個を薄い半月切りにする。
玉ねぎを炒める
- 1 玉ねぎをオリーブオイル大さじ2で弱中火で15分、あめ色になるまでゆっくり炒める。
- 2 きび砂糖10gとバルサミコ酢30mlを加えて2分炒め、甘酸っぱいソースにする。
- 3 ソースを取り出す。
完了の目安
玉ねぎがあめ色になったら次へ(約15分)。
マグロを焼く
- 1 同じフライパンに残りのオリーブオイルを足して強火にする。
- 2 マグロに塩・黒胡椒して片面2分ずつ焼く。
完了の目安
片面2分ずつ焼き、中心はロゼ色を残したら完成(本場スタイル)。
玉ねぎソースにマグロをのせる
- 1 皿に玉ねぎのソースを広げる。
- 2 マグロをのせ、ミントを飾る。
INGREDIENT OPTIONS
手に入る食材で、本格の輪郭を保つ
マグロと玉ねぎのシチリア風ソテーは、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。
生マグロ(ステーキ用)の代わりに
メカジキ(ステーキ)
代わりに使える食材 · 本格度 -5点
風味は違うが料理の構造は同じ
この料理について
シチリア西部のトラパニとパレルモ周辺は、地中海最大のマグロ漁場のひとつでした。毎年5〜6月に行われる「マッタンツァ」と呼ばれる伝統的なマグロ漁は、フェニキア時代にさかのぼる古い漁法で、20世紀初頭まで盛んに行われていました。
トンノ・コン・チポッラは、その新鮮なキハダマグロの切り身を使う料理です。厚切りのマグロをオリーブオイルで焼き、長時間かけて飴色にした玉ねぎとワインビネガーの酸味をまとわせます。「アグロドルチェ(甘酸っぱい)」の味付けは、アラブ統治時代から続くシチリア料理の特徴のひとつです。
シチリアのマグロ漁師は言います。「マグロは力で獲るのではない。海と折り合いをつけることで獲るのだ」。
QUESTIONS
よくある質問
マグロと玉ねぎのシチリア風ソテーにメカジキ(ステーキ)を使ってもいいですか?
使えます。ただし生マグロ(ステーキ用)をメカジキ(ステーキ)に替えると本格度が5点下がります。風味は違うが料理の構造は同じ。
マグロと玉ねぎのシチリア風ソテーを作るのにどれくらい時間がかかりますか?
2人分で合計30分です(準備10分・調理20分)。
マグロと玉ねぎのシチリア風ソテーは家庭で作るのが難しいですか?
難易度は5段階中2で、イタリア料理のなかでは作りやすい部類です。全4工程で、特別な設備は必要ありません。
READER REVIEWS
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