Sgombro al Forno con Patate
サバとじゃがいものオーブン焼き
サバをじゃがいも、ミニトマト、白ワイン、ハーブと一緒に焼く魚のオーブン料理。脂のある青魚を香味野菜と酸味で支え、魚とじゃがいもの火入れ時間を揃えるのが要点。
この料理について
サバはイタリアで「ペッシェ・アッズッロ(青魚)」と総称される魚の一種で、イワシやアンチョビとともに地中海沿岸の食を長く支えてきた魚です。脂が多く鮮度が落ちやすいため、かつては高値で売れる白身魚に比べ「漁師が自分たちで食べる魚」として市場で軽視される時代もありました。
プーリアやカラブリアなど南イタリアの沿岸部では、魚とじゃがいもをオーブンで一緒に焼く料理が広く作られています。魚の脂と旨みがじゃがいもに移り、野菜自体がソースの役割を果たす——少ない食材で満足感のある一皿を作り出す、地中海沿岸の家庭料理の典型的な発想です。
1970年代から80年代にかけてイタリアでも「地中海食」の見直しが進み、青魚はその中心的な存在として再評価されました。かつて港で買い叩かれていた魚が、今日では健康食の象徴として食卓に並んでいます。
材料(4人分)
- サバ切り身700g骨を確認し、水気を拭く。皮付きがよい
- じゃがいも500g皮をむき、3mm厚の輪切り
- ミニトマト200g半分に切る
- にんにく2片薄切り
- ローズマリー(生)2枝
- 辛口白ワイン80ml
- エクストラバージンオリーブオイル60ml
- 塩7g
- 黒胡椒1g
作り方
1約12分
材料を準備する
- 1 じゃがいも500gは皮をむき、3mm厚の輪切りにする。
- 2 水に5分さらして表面のでんぷんを落とし、水気をしっかり拭く。
- 3 ミニトマト200gは半分に切る。
- 4 にんにく2片は薄切りにする。
2約12分
食材を下処理する
- 1 サバ切り身700gは骨を確認し、キッチンペーパーで水気を拭く。
- 2 両面に塩と黒胡椒を振り、皮目を上にして10分置く。
- 3 表面に出た水分を軽く拭く。
3約5分
オーブンを整える
- 1 オーブンを200℃に予熱する。
- 2 耐熱皿にじゃがいも、エクストラバージンオリーブオイル40ml、塩、黒胡椒、ローズマリー1枝を入れて広げる。
完了の目安
じゃがいもが重なりすぎない状態にする。
4約15分
焼き上げる
- 1 じゃがいもを200℃のオーブンで15分下焼きする。
- 2 縁が透き通り、表面が少し乾いて曲がりやすくなったら取り出す。
5約4分
休ませて落ち着かせる
- 1 下焼きしたじゃがいもの上にサバを皮目を上にして置く。
- 2 ミニトマト、にんにく、残りのローズマリー、辛口白ワイン80ml、エクストラバージンオリーブオイル20mlを加える。
完了の目安
魚がじゃがいもに直接触れ、白ワインが皿底に薄く広がったら次へ。
6約18分
焼き上げる
- 1 200℃のオーブンで15〜18分焼く。
- 2 サバの中心まで火が入り、皮目が軽く縮み、じゃがいもに竹串がすっと入れば完成。
7約4分
休ませて落ち着かせる
- 1 耐熱皿の底の焼き汁をサバにかけ、3分休ませる。
- 2 魚の身が大きな層でほぐれ、じゃがいもに焼き汁が染みていれば皿に盛る。
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