Ricciarelli di Siena

シエナ風アーモンド菓子 リッチャレッリ

Ricciarelli di Siena(シエナ風アーモンド菓子 リッチャレッリ)
難易度★★★☆☆ 準備24分 調理20分 待ち時間1時間 分量8人分 地方中部イタリア・シエナ(トスカーナ)

シエナ発祥の中世由来のアーモンドクッキー。外側はカリッとした粉砂糖の衣、内側はしっとりとした柔らかさ。ローズウォーターとオレンジピールが上品な香りを添える。IGP認証取得。

この料理について

シエナの旧市街は中世の姿をほぼそのまま保っており、カンポ広場を囲む建築群は13〜14世紀に遡ります。この街で生まれたリッチャレッリは、中世の貿易ルートがもたらした食材——アーモンドとローズウォーター——を使った菓子です。アーモンドはシチリア経由でアラブ世界から入り、ローズウォーターは香料貿易の産物でした。

シエナはヴィア・フランチジェーナ(ローマへの巡礼路)の中継地として栄えた中世、地中海各地の食材が集積する場所でした。リッチャレッリはそのグローバルな交流の産物として生まれ、EU のIGP(地理的表示保護)を取得しています。

焼いている間にオーブンから広がるアーモンドとオレンジフラワーの香りは独特です。表面の割れ目は偶然ではなく、生地の水分が抜ける過程で自然に生まれるものです。この割れ目の入り方が焼き加減を示す指標になります。

材料(8人分)

  • アーモンド(皮なし)250gフードプロセッサーで細かく挽く
  • 粉砂糖250g生地用 + 打ち粉・仕上げ用に追加50g
  • 卵白2個分泡立てずにそのまま使用
  • キャンディドオレンジピール50g細かく刻む
  • オレンジフラワーウォーター10mlまたは同量のローズウォーター
  • ベーキングパウダー3g
  • ビターアーモンドエッセンス3ml数滴で十分。なくても可

作り方

1約3分

アーモンドを挽く

  • 1 アーモンド250gをフードプロセッサーで細かく挽く。

完了の目安

アーモンドパウダー状になれば次へ。

注意点

完全な粉末になりすぎない。油脂が出てくる前に止める。

2約3分

乾燥材料を混ぜる

  • 1 アーモンドパウダー・粉砂糖250g・ベーキングパウダーを混ぜる。
  • 2 刻んだキャンディドオレンジピール・オレンジフラワーウォーター・ビターアーモンドエッセンスを加える。

完了の目安

均一に混ざれば次へ。

3約5分

生地をこねる

  • 1 卵白2個分を泡立てずにそのまま加え、しっとりした均一な生地になるまでこねる。
  • 2 生地をラップで包む。

完了の目安

しっとりとした均一な生地になれば次へ。

注意点

生地がべたつく場合は粉砂糖を少量追加して調整する。

4約1時間

冷蔵庫で休ませる

  • 1 生地を冷蔵庫で1時間休ませる。

完了の目安

1時間。生地が落ち着いて成形しやすくなれば次へ。

5約10分

成形する

  • 1 オーブンを150℃に予熱する。
  • 2 作業台に粉砂糖をたっぷり振る。
  • 3 生地を約25gずつ取り、楕円形のダイヤモンド型に成形する。
  • 4 粉砂糖を全体にたっぷりまぶす。

完了の目安

均一な楕円形に成形でき、粉砂糖がまぶされれば次へ。

6約18分

リッチャレッリを焼く

  • 1 ベーキングシートを敷いた天板に並べる。
  • 2 150℃で15〜18分焼く。

完了の目安

表面に割れ目が入れば焼き上がり。内側はしっとりを保つ。

注意点

焼きすぎると乾燥して硬くなる。

7約5分

冷まして保存する

  • 1 完全に冷ます。
  • 2 密閉容器に入れて保存する。

注意点

焼きたては崩れやすい。完全に冷めてから扱う。

Chef Authen

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