Pollo alla Marsala
鶏肉のマルサラワインソース
シチリア産のフォルティファイドワイン「マルサラ」を使った、シチリア発祥のエレガントな一皿。鶏肉(または仔牛肉)をマルサラとキノコのソースで仕上げる。マルサラの甘みと渋みがバターに溶け込み、レストラン品質のソースになる。
この料理について
マルサラはシチリア島西部、トラパーニ県の港町の名前です。18世紀後半、イギリスの貿易商ジョン・ウッドハウスが嵐を避けてこの港に入り、地元のワインにアルコールを添加して長期保存できるフォルティファイドワインを作ったのがマルサラの始まりです。イギリス人が作り始め、イタリアの食文化に完全に取り込まれた——マルサラはそういう歴史を持つ食材です。
ポッロ・アッラ・マルサーラのソースは、マルサラワインの独特の甘みと渋みがバターに溶け込んだものです。このソースを乳化させるためにバターを最後に加える「モンテ・アル・ブッロ」という技法は、フランス料理でも同様に使われます。冷たいバターを小さく切って加えながら鍋を動かす——熱が高すぎるとバターが分離し、水と脂に分かれてしまいます。適度な温度でバターを溶かしながら乳化させることで、ソースにとろみと光沢が生まれます。
マルサラワインは辛口(セッコ)と甘口(ドルチェ)があります。料理用途には辛口を使います。甘口を使うと料理全体が甘くなりすぎます。
材料(4人分)
- 鶏胸肉(または骨なし鶏もも肉)600g(4枚)胸肉は厚みを横に開いて均一に。もも肉はそのまま使う
- マルサラワイン(辛口)150ml辛口(secco)を使う。甘口だと甘すぎる
- マッシュルーム200g4等分に切る
- バター50gソースの乳化に使う
- 薄力粉50g肉にまぶして焼き色とソースのとろみを出す
- チキンブロード80mlソースの液体量を調整するのに使う
- イタリアンパセリ(みじん切り)1枝
作り方
マッシュルームを切る
- 1 マッシュルーム200gを4等分に切る。
鶏肉に粉をまぶす
- 1 鶏肉600gに塩・こしょうをする。
- 2 薄力粉50gを全体にまぶし、余分な粉を払う。
鶏肉を焼く
- 1 フライパンでバター25gを中火で溶かす。
- 2 鶏肉を入れて両面きつね色になるまで各4〜5分焼いて取り出す。
完了の目安
両面にきつね色がついたら取り出す。
マッシュルームとマルサラで炒める
- 1 同じフライパンにマッシュルームを入れて3分炒める。
- 2 マルサラワイン150mlを注いで強火で1分、アルコールを飛ばしながら煮詰める。
完了の目安
アルコールが飛んだら次へ。
鶏肉を戻してソースを仕上げる
- 1 チキンブロード80mlを加え、鶏肉を戻す。
- 2 弱火で8〜10分煮て鶏肉に完全に火を通す。
- 3 残りのバター25gを加えてソースを乳化させる。
完了の目安
鶏肉に完全に火が通り、ソースにとろみが出れば完成。
パセリとブロードで調整する
- 1 パセリを散らす。
- 2 ソースが少なければブロードを少量足して調整する。
このレシピをアプリで作る
Tabelia アプリなら、手に入りにくい食材には「代わりに使える食材」を本格度への影響とあわせて提示。すべての食材を人数に合わせた分量で表示します。複数品を同時に仕上げるコーチングでは、Chef Authenがあなたの隣に立ちます。
Download on the App Store