Pollo alla Cacciatora
鶏肉の猟師風煮込み
鶏もも肉を皮目からしっかり焼き、玉ねぎ・にんじん・セロリ・白ワイン・トマト・ローズマリーで煮込む「猟師風」の定番セコンド。日本で手に入りやすい鶏肉と香味野菜で成立するが、焼き色、デグラッセ、煮込みの濃度判断が味を決める。
この料理について
カッチャトーラは「猟師風」を意味します。山野で手に入る肉を、香味野菜、ワイン、ハーブとともに鍋で煮る料理として中部イタリアに広まりました。現在では鶏肉を使う家庭版が最も一般的で、骨付きの鶏から出る旨みがソースの土台になります。
この料理の中心は、焼き色と鍋底の焦げです。鶏の皮をしっかり焼き、白ワインで鍋底の旨みを溶かし込むことで、短い材料リストから深いソースが生まれます。トマトは主役ではなく、鶏の旨みをまとめるための背景です。
日本では骨付き鶏もも肉が手に入りやすく、香味野菜やトマト缶も安定して調達できます。特別な輸入食材を使わずに、イタリア家庭料理の骨格を再現しやすいセコンドです。
材料(4人分)
- 鶏もも肉(骨付き・皮付き)1000g骨付きが理想。大きいものは関節で切り分け、水気をよく拭く
- ホールトマト缶400g手で粗くつぶす
- 玉ねぎ1個粗みじん切り
- にんじん1本粗みじん切り
- セロリ1本筋を取り粗みじん切り
- にんにく2片軽くつぶす
- 辛口白ワイン150ml
- ローズマリー(生)2枝
- ローリエ1枚
- エクストラバージンオリーブオイル50ml
- 塩8g
- 黒胡椒2g
作り方
1約12分
鶏肉を下準備する
- 1 鶏もも肉1000gは関節で大きめに切り分け、キッチンペーパーで水気をしっかり拭く。
- 2 塩小さじ1と黒胡椒を全体に振り、皮目を上にして10分置く。
完了の目安
表面の水分が戻ったらもう一度軽く拭く。
2約8分
香味野菜を準備する
- 1 玉ねぎ1個とにんじん1本を粗みじん切りにする。
- 2 セロリ1本は筋を取り粗みじん切りにする。
- 3 にんにく2片は包丁の腹で軽くつぶす。
3約11分
材料を合わせる
- 1 厚手の鍋にエクストラバージンオリーブオイル50mlを入れて強めの中火で熱し、鶏もも肉を皮目から入れる。
- 2 皮が濃いきつね色になり、鍋底に焼き色がつくまで6〜7分焼く。
- 3 裏返して3分焼き、取り出す。
4約10分
香味を炒める
- 1 同じ鍋に玉ねぎ・にんじん・セロリ・にんにくを入れ、中火で8〜10分炒める。
完了の目安
野菜がしんなりし、玉ねぎが透明になって甘い香りが立ったら次へ。
5約4分
ワインを煮詰める
- 1 辛口白ワイン150mlを注ぎ、木べらで鍋底の焦げをこそげながら強火で2〜3分煮詰める。
完了の目安
アルコール臭が消え、液体が半量ほどになったら次へ。
6約35分
材料を合わせる
- 1 ホールトマト缶400gをボウルに出し、手で粗くつぶす。
- 2 つぶしたホールトマト、ローズマリー2枝、ローリエ1枚を加え、鶏もも肉を皮目を上にして戻す。
- 3 沸騰したら弱火に落とし、蓋を少しずらして35分煮込む。
完了の目安
鶏肉が骨から少し離れ、ソースが鍋底をなぞると一瞬線を残す濃度になったら次へ。
7約6分
仕上げ
- 1 蓋を外して中火にし、5分煮詰める。
- 2 ローズマリーとローリエを取り出して皿に盛る。
完了の目安
ソースが鶏肉に絡み、油が表面に薄く浮いて艶が出たら完成。
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