Piccata di Pollo al Limone

鶏肉のレモンピッカータ

Piccata di Pollo al Limone(鶏肉のレモンピッカータ)
難易度★★☆☆☆ 準備15分 調理15分 分量4人分 地方南イタリア・ローマ・ミラノ

仔牛のスカロッピーナを鶏胸肉でアレンジした定番肉料理。「ピッカータ」とはイタリア語で「刺激のある」の意。鶏胸肉を薄くたたいて素早く焼き、レモン・ケッパー・バターのソースで仕上げる。すべての工程が10分以内で完了するイタリア家庭の重宝な一品。

この料理について

ピッカータという料理カテゴリーはイタリア全土にあります。本来は仔牛のスカロッピーナ(薄切り肉)を使うものですが、鶏胸肉のバージョンは家庭料理として広く普及しています。ピッカータの語源はイタリア語の「ピッカーレ(刺す・刺激する)」で、レモンとケッパーの酸味と塩味が舌を刺激することを表現しています。

薄力粉をまぶして焼くことには複数の目的があります。一つは焼き色をつけやすくすること。もう一つは、ソースを作る際に鍋底の粉がとろみの素になることです。フライパンに残った粉がチキンブロードとレモン汁と反応して、自然なとろみを作ります。コーンスターチや生クリームでとろみをつける必要はありません。

ケッパーは塩漬けと酢漬けがあります。塩漬けの方が風味は豊かですが、水で洗ってから使う場合は塩気が強いため、最後の塩の調整が必要です。

材料(4人分)

  • 鶏胸肉600g(4枚)1枚を横に開いて2枚にし(8枚分)、ラップを挟んで5mm厚に叩く
  • レモン(無農薬)2個果汁+輪切りを飾りに使う
  • ケッパー(塩漬け)30g水で塩を洗い流す
  • バター(無塩)60g冷たいまま使う。ソースの乳化用
  • 薄力粉60g肉にまぶして焼き色を出す
  • チキンブロード80mlソース用。市販コンソメ可
  • イタリアンパセリ(みじん切り)1束
  • エクストラバージン・オリーブオイル30ml

作り方

1約10分

鶏肉を叩いて粉をまぶす

  • 1 鶏胸肉4枚を横に開いて半分の厚さにする。
  • 2 ラップで挟んで肉叩きまたはびんの底で5mm厚に均一に叩く。
  • 3 塩・こしょうをして薄力粉60gを両面にまぶし、余分な粉を払う。

注意点

厚みが均一でないと焼きムラができる。均一に叩くこと。

2約10分

鶏肉を焼く

  • 1 フライパンにオリーブオイル30mlを強火に熱する。
  • 2 鶏肉を小分けにして入れ、各面2〜3分ずつ黄金色に焼いて取り出す。

完了の目安

両面が黄金色になり全体が白くなれば取り出す。

注意点

一度に入れず小分けにして焼くこと。

3約3分

ソースのベースを作る

  • 1 同じフライパンにチキンブロード80mlとレモン果汁1個分を加えて強火で1〜2分煮詰める。
  • 2 ケッパー30gを加える。

完了の目安

ソースが少し煮詰まれば次へ。

4約3分

バターでソースを乳化させる

  • 1 鶏肉を戻す。
  • 2 冷たいバター60gを小さく切って加えながら鍋を振ってソースを乳化させる。

完了の目安

ソースがとろりとクリーム状になれば完成。

注意点

バターは冷たいまま使うこと。温かいと乳化せず分離する。

5約1分

パセリとレモンを飾る

  • 1 パセリを散らし、レモンを輪切りにして飾る。

注意点

ソースが時間とともに分離するため、すぐに食べること。

Chef Authen

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