AUTHENTIC RECIPE
Panzanellaトスカーナ風パンとトマトのサラダ
固くなったパンをトマト・玉ねぎ・バジルと合わせ、ワインビネガーで和えるトスカーナの夏の前菜。余ったパンを活かす農民料理が洗練された一皿。
本場中部イタリアで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(2人分)
- トスカーナパン(1日以上経ったもの)200g2cm角にちぎる。新鮮なパンは不可
- 完熟トマト(大)3個くし形に切り、種ごと使う
- 赤玉ねぎ1個薄切りにして水に10分さらす
- きゅうり1本薄切り
- バジル(生)10枚
- 赤ワインビネガー30ml
- エクストラバージン・オリーブオイル40ml
- 塩1少々
- 黒胡椒1少々
作り方
パンをちぎる
- 1 パン200gを2cm角にちぎる。
- 2 大きなボウルに入れる。
野菜を下処理する
- 1 赤玉ねぎ1/2個を薄切りにして冷水に10分さらし、水気を切る。
- 2 きゅうり1本を薄切りにする。
完了の目安
赤玉ねぎの辛みが抜けたら次へ(10分目安)。
トマトでパンを湿らせる
- 1 完熟トマト3個をくし形に切る。
- 2 種ごと汁ごとパンの上に乗せる。
完了の目安
パンがトマトの汁を十分に吸ったら次へ(10分目安)。
野菜を加える
- 1 水気を切った赤玉ねぎをボウルに加える。
- 2 きゅうりをボウルに加える。
- 3 バジル10枚を手でちぎりながら加える。
和える
- 1 赤ワインビネガー30mlを加える。
- 2 オリーブオイル40mlを加える。
- 3 塩・黒胡椒を加えてやさしく全体を和える。
馴染ませる
- 1 常温で15〜30分置く。
完了の目安
パンが汁気を吸ってしっとりし、全体が一体感を持てば次へ。
INGREDIENT OPTIONS
手に入る食材で、本格の輪郭を保つ
トスカーナ風パンとトマトのサラダは、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。
トスカーナパン(1日以上経ったもの)の代わりに
バゲット(1日経ったもの)
代わりに使える食材 · 本格度 -5点
食感は近いが塩入りのため塩加減を調整する
塩の使用量を半量に減らす
この料理について
トスカーナの農村では、固くなったパンを捨てずに食卓へ戻す知恵がありました。パンザネッラはその代表的な夏の料理で、古くなったパンと完熟トマト、きゅうり、玉ねぎを合わせて食べられてきました。
フィレンツェ周辺では16世紀の文献にも似た料理への言及があり、夏の暑さの中で冷たく食べられる実用性が重宝されました。農民の料理として生まれながら、都市の食卓にも広がった一皿です。
現在でもパンザネッラは、夏のトスカーナを象徴するサラダとして家庭やトラットリアに登場します。余ったパンの再利用であると同時に、完熟トマトが主役になる季節料理でもあります。
QUESTIONS
よくある質問
トスカーナ風パンとトマトのサラダにバゲット(1日経ったもの)を使ってもいいですか?
使えます。ただしトスカーナパン(1日以上経ったもの)をバゲット(1日経ったもの)に替えると本格度が5点下がります。食感は近いが塩入りのため塩加減を調整する。塩の使用量を半量に減らす。
トスカーナ風パンとトマトのサラダを作るのにどれくらい時間がかかりますか?
2人分で合計20分です(準備20分・調理0分)。
トスカーナ風パンとトマトのサラダは家庭で作るのが難しいですか?
難易度は5段階中1で、イタリア料理のなかでは作りやすい部類です。全6工程で、特別な設備は必要ありません。
READER REVIEWS
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