Merluzzo alla Livornese
タラのリヴォルノ風トマト煮
タラの切り身をにんにく、トマト、黒オリーブ、ケッパーで短時間煮るリヴォルノ風の魚料理。日本で手に入りやすい生タラで作りやすく、魚を崩さず火を入れる温度管理と、塩気の強い副材料をソースに馴染ませる加減が要点。
この料理について
リヴォルノはトスカーナの港町です。内陸のフィレンツェ料理が肉と豆を得意とする一方で、リヴォルノの食卓には魚、トマト、にんにく、オリーブが並びます。メルルッツォ・アッラ・リヴォルネーゼは、そうした港町の味を家庭の鍋で再現する料理です。
この料理では、魚を強く煮立てません。トマトソースを先に整え、タラを入れてからは弱火で火を通します。身がほぐれやすい魚だからこそ、鍋を揺する程度に留め、木べらでかき混ぜないことが重要です。
日本では生タラ、黒オリーブ、ケッパー、トマト缶が手に入りやすく、家庭で再現しやすいセコンドです。材料は身近ですが、魚の火入れと塩気の調整に料理人の注意が表れます。
材料(4人分)
- 生タラ切り身600g(4切れ)骨を確認し、水気を拭く。厚さ2〜3cmの切り身が扱いやすい
- ホールトマト缶400g手で粗くつぶす
- 黒オリーブ80g種を除く。大きいものは半分に切る
- ケッパー(塩漬け)25g水で洗い、10分水に浸けて塩抜きする
- にんにく2片薄切り
- イタリアンパセリ15gみじん切り
- 辛口白ワイン80ml
- エクストラバージンオリーブオイル50ml
- 塩6g
- 黒胡椒1g
作り方
1約12分
食材を下処理する
- 1 生タラ切り身600gは骨を指で確認して抜き、キッチンペーパーで水気を拭く。
- 2 両面に塩小さじ1/2を振って10分置き、表面に出た水分をもう一度拭く。
2約10分
食材を下処理する
- 1 ケッパー25gを水で洗い、10分水に浸けて塩抜きする。
- 2 水気を切る。
- 3 黒オリーブ80gは種を除き、大きいものは半分に切る。
3約6分
材料を準備する
- 1 にんにく2片を薄切りにする。
- 2 イタリアンパセリ15gをみじん切りにする。
- 3 ホールトマト缶400gを手で粗くつぶす。
4約4分
材料を合わせる
- 1 広いフライパンにエクストラバージンオリーブオイル50mlとにんにくを入れ、弱火で2分温める。
- 2 にんにくが薄く色づき香りが立ったら辛口白ワイン80mlを加え、中火で1分煮立てる。
5約8分
煮る
- 1 つぶしたホールトマト、黒オリーブ、ケッパーを加え、中火で8分煮る。
- 2 ソースが軽く煮詰まり、オリーブとケッパーの塩気がソースに馴染んだら次へ。
6約8分
ソースを作る
- 1 タラを皮目がある場合は皮目を下にしてソースへ入れる。
- 2 弱火に落とし、蓋をして6〜8分蒸し煮にする。
注意点
身の中心が白くなり、箸で押すと大きな層でほぐれる状態になったら火を止める。
7約2分
ソースを作る
- 1 フライパンを傾けてソースを魚にかけ、木べらで魚を動かさずに1分馴染ませる。
- 2 黒胡椒を挽き、イタリアンパセリを散らす。
- 3 身が崩れないようソースごと皿に滑らせて盛る。
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