Involtini di Manzo al Sugo

牛肉のインヴォルティーニ トマトソース

Involtini di Manzo al Sugo(牛肉のインヴォルティーニ トマトソース)
難易度★★★☆☆ 準備0分 調理41分 分量4人分 地方中部イタリア・ローマ

牛肉の薄切りにパルミジャーノ・パセリ・パンチェッタのフィリングを包み、トマトソースで煮込む。ラツィオとカンパーニャで特に愛される「日曜の料理」。スーゴ(ソース)がパスタを和えるほど旨くなるのも醍醐味。

この料理について

インヴォルティーニ(小さな巻き物)はイタリア中部から南部の家庭料理の象徴です。ラツィオとカンパーニャでは日曜日の食卓に登場する特別な料理であり、祝日の前日から準備が始まります。薄切りの牛肉にフィリングを巻き込んでトマトソースで煮込む——この「包んで煮込む」という行為は、日常の食材を特別な料理に変換するイタリア料理の知恵です。

日本のすき焼き用・しゃぶしゃぶ用の薄切り牛肉は、このインヴォルティーニに向いています。本場イタリアでも同様の薄切り肉(フェッティーナ)を使いますが、日本の薄切り肉の均一さと柔らかさは扱いやすい面があります。フィリングのパルミジャーノ・パセリ・パンチェッタの組み合わせが、牛肉の旨みと融合してソースに溶け出していきます。

煮込んだ後に残るトマトソースは、パスタと和えて前菜として使います。ローマの家庭では、このソースで和えたリガトーニを最初に出し、インヴォルティーニ本体をセコンドとして続けます。一度の調理で二皿が完成するのがこの料理の実用的な側面です。

材料(4人分)

  • 牛薄切り肉(しゃぶしゃぶ用またはすき焼き用)8枚(各80〜100g)スーパーのしゃぶしゃぶ用・すき焼き用牛肉でOK。なるべく大きめの薄切りを選ぶ
  • パルミジャーノ・レッジャーノ50g
  • イタリアンパセリ1束(大)みじん切り
  • パンチェッタ(またはベーコン)80gみじん切り。フィリング用
  • ホールトマト缶500gSan Marzano系が理想。手で潰す
  • 玉ねぎ1個みじん切り
  • にんにく1片みじん切り(フィリング用)
  • 白ワイン100ml
  • エクストラバージン・オリーブオイル50ml

作り方

1約8分

フィリングを作る

  • 1 イタリアンパセリ1束をみじん切りにする。
  • 2 パンチェッタ80gをみじん切りにする。
  • 3 にんにく1片をみじん切りにする。
  • 4 パルミジャーノ50gを細かくすりおろす。
  • 5 すりおろしたパルミジャーノと刻んだ材料を合わせて混ぜ、塩・こしょうで調整する。
2約15分

牛肉を巻く

  • 1 薄切り牛肉8枚を広げ、フィリングを端から2cm残して薄く広げる。
  • 2 手前からきつく巻き、爪楊枝2本で留める。
  • 3 残り7枚も同様に巻く。

注意点

爪楊枝でしっかり留めないと煮込み中に解ける。

3約8分

全面に焼き色をつける

  • 1 オリーブオイル50mlで鍋を強火に熱する。
  • 2 インヴォルティーニを転がしながら全面に焼き色をつけて取り出す。

完了の目安

全面にきつね色がついたら取り出す。

4約10分

ソースのベースを作る

  • 1 玉ねぎ1個をみじん切りにする。
  • 2 同じ鍋で玉ねぎを中火で5〜6分、透明になるまで炒める。
  • 3 白ワイン100mlを注いで鍋底をこそげながら半量に煮詰める。
  • 4 ホールトマト500gを手で潰しながら加え、インヴォルティーニを戻す。
5約47分

煮込んで仕上げる

  • 1 蓋をして弱火で45分煮込む。
  • 2 爪楊枝を外して盛り付ける。

完了の目安

肉が柔らかくなりソースにとろみが出れば完成。

Chef Authen

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