AUTHENTIC RECIPE
Granseola alla Venezianaヴェネツィア風クモガニのサラダ
アドリア海のズワイガニ(グランセオラ)を茹で、身と内子をオリーブオイル・レモン・パセリで和えてカラパス(甲羅)に盛る。シンプルさの中に素材の品格が宿るヴェネツィアの贅沢な前菜。
本場北イタリアで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(2人分)
- グランセオラ(活きズワイガニ)2匹(各500g程度)活きガニを使うこと。冷凍は避ける
- エクストラバージン・オリーブオイル60ml
- レモン1個
- イタリアンパセリ大さじ2みじん切り
- 塩(海塩)1つまみ
作り方
湯を沸かす
- 1 大鍋にたっぷりの湯を沸かし始める(湯1Lに塩30g)。
- 2 イタリアンパセリをみじん切りにする。
カニを茹でる
- 1 カニを活き〆にして塩水に入れ、蓋をして重さに応じて15〜20分茹でる(500g=15分)。
- 2 茹で上がったら冷水に取る。
完了の目安
重さに応じた茹で時間(500g=15分)経過後。
甲羅を外す
- 1 カニを仰向けにして甲羅を外す。
- 2 甲羅内の液体(内子・みそ)を碗に取る。
身を取り出す
- 1 ハサミや手でカニの脚・爪の身を丁寧に取り出す。
- 2 甲羅の身も取り出す。
和えて盛り付ける
- 1 取り出した身・内子・オリーブオイル60ml・レモン汁・パセリ・塩を混ぜ合わせる。
- 2 甲羅に盛って提供する。
INGREDIENT OPTIONS
手に入る食材で、本格の輪郭を保つ
ヴェネツィア風クモガニのサラダは、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。
グランセオラ(活きズワイガニ)の代わりに
タラバガニ(活き)
代わりに使える食材 · 本格度 -10点
繊細さは落ちるが旨みは十分
この料理について
ヴェネツィアの魚市場「リアルト市場」は、1097年から続く世界最古の市場のひとつです。毎朝、ラグーナ(潟)から水揚げされた魚介が並ぶ中に、グランセオラ(タカアシガニの一種)の姿も見られます。
グランセオラ・アッラ・ヴェネツィアーナは、その調理法の潔さで知られます。蒸し上げたカニを甲羅から外してほぐし、卵巣や内子も加えて、オリーブオイル・レモン汁・パセリで和えた後、甲羅に戻して提供します。甲羅そのものが器になるのです。
「カニは茹ですぎてはいけない。カニ自身が美味しく仕上げた身を、人間は奪うだけでいい」とヴェネツィアの職人は言います。
QUESTIONS
よくある質問
ヴェネツィア風クモガニのサラダにタラバガニ(活き)を使ってもいいですか?
使えます。ただしグランセオラ(活きズワイガニ)をタラバガニ(活き)に替えると本格度が10点下がります。繊細さは落ちるが旨みは十分。
ヴェネツィア風クモガニのサラダを作るのにどれくらい時間がかかりますか?
2人分で合計45分です(準備20分・調理25分)。
ヴェネツィア風クモガニのサラダは家庭で作るのが難しいですか?
難易度は5段階中3です。全5工程で、特別な設備は必要ありません。
READER REVIEWS
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