Focaccia Genovese
ジェノヴァ風フォカッチャ
高加水の生地を発酵させ、指でくぼみを作って塩水とオリーブオイルを含ませて焼くリグーリアの代表的なフォカッチャ。
この料理について
リグーリア州の港町ジェノヴァは、山が海へ迫る細長い土地に築かれた交易都市です。オリーブオイル、海風、パン屋の香りが暮らしの中にあり、フォカッチャ・ジェノヴェーゼはその日常を代表するパンとして親しまれています。
フォカッチャの語源はラテン語の focus(炉、火の場所)にさかのぼるとされ、古くから平たいパンの系譜に連なります。ジェノヴァでは朝食や間食として食べられ、バールでコーヒーとともに味わう習慣もあります。
表面のくぼみに塩水とオリーブオイルをたたえた姿は、リグーリアの質素で香り高い食文化をよく示しています。華やかな具材ではなく、粉、塩、水、油という基本素材が土地の記憶を運ぶ料理です。
材料(6人分)
- 強力粉500g
- 水330ml
- インスタントドライイースト5g
- エクストラバージンオリーブオイル70ml
- 塩12g
- 粗塩4g
- 塩水用の水40ml
作り方
1約8分
生地を仕込む
- 1 ボウルに水330ml、インスタントドライイースト5g、強力粉500g、塩12g、エクストラバージンオリーブオイル30mlを入れる。
- 2 粉気がなくなるまで混ぜ、べたつく柔らかい生地にする。
2約10分
生地をこねて土台を作る
- 1 生地を台に出し、手に水をつけながら8〜10分こねる。
完了の目安
生地がなめらかになり、引っ張ると薄く伸びるが少し裂ける程度になったら次へ。
3約1時間30分
一次発酵させる
- 1 ボウルに戻して覆い、室温で90分発酵させる。
完了の目安
生地が約2倍に膨らみ、指で押すと跡がゆっくり戻る状態にする。
4約25分
生地を天板になじませる
- 1 天板にエクストラバージンオリーブオイル20mlを広げ、生地をのせる。
完了の目安
手でやさしく押し広げ、天板の7割ほどまで広がったら20分休ませる。
5約8分
くぼみと塩水で表面を仕上げる
- 1 小さなボウルに塩水用の水40mlとエクストラバージンオリーブオイル20mlを入れて混ぜる。
- 2 生地を天板いっぱいに広げ、指で深いくぼみを全体につける。
- 3 混ぜた塩水と粗塩4gを生地の表面に散らす。
6約30分
二次発酵させる
- 1 生地をさらに30分発酵させる。
完了の目安
表面がふっくらし、くぼみに塩水と油がたまっている状態にする。
7約10分
オーブンを高温に整える
- 1 並行(二次発酵の間に)オーブンを230℃に予熱する。
- 2 天板ごと入れられる温度になり、庫内が十分に熱くなったら次へ。
8約22分
香ばしく焼き上げる
- 1 230℃のオーブンで18〜22分焼く。
- 2 表面が黄金色になり、底面が香ばしく焼け、持ち上げると軽く感じるようになったら完成。
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