Fave e Pecorino
そら豆とペコリーノ・ロマーノ
春の新鮮なそら豆をペコリーノ・ロマーノと合わせるラツィオの春の風物詩。豆の甘みとチーズの塩気が絶妙に絡み合う、4月から5月しか楽しめない季節の一品。
この料理について
ローマとラツィオの春には、そら豆とペコリーノを合わせる食文化があります。4月から5月にかけて、若いそら豆が市場や農家の直売に並び、ペコリーノ・ロマーノとともに食べられてきました。
ファーヴェ・エ・ペコリーノは、調理というより季節を分かち合う前菜です。戸外の食事や春の集まりでつままれ、豆の青い香りと羊乳チーズの塩気が、ラツィオの春を知らせます。
旬が短いため、季節の外で完全に同じ体験を作ることは難しい料理です。現在でもローマ周辺では、春の短い期間だけの楽しみとして受け継がれています。
材料(4人分)
- 新鮮なそら豆(さや付き)1000g
- ペコリーノ・ロマーノ(若いもの)100g
- EVオリーブオイル大さじ2
- 塩1つまみ
- 黒コショウ1つまみ
作り方
豆の準備
1
そら豆をさやから取り出す。若くてやわらかい豆はそのまま使えるが、大きなものは薄皮を爪でむくとより甘く食べやすい(茹でて冷水に取ると皮がむきやすくなる)。
チーズの準備
2
ペコリーノ・ロマーノを薄くスライスするか、大きめに手で割る(おろさない——食感を楽しむ)。
盛り付け
3
そら豆とペコリーノを皿に交互に盛り付ける。EVオリーブオイルをひとまわしかけ、塩と黒コショウをひとつまみふって供する。料理と呼ぶには単純すぎるが、これがローマの春の答え。
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