Biancomangiare

シチリア風アーモンドミルクのブランマンジェ

Biancomangiare(シチリア風アーモンドミルクのブランマンジェ)
難易度★★★☆☆ 準備28分 調理15分 待ち時間4時間 分量6人分 地方イタリア島嶼部・パレルモ(シチリア)

中世から続くシチリアの白いアーモンドミルクプディング。ブラン・マンジェのシチリア版で、自家製アーモンドミルクをコーンスターチでゼラチンを使わずに固める。上品でさっぱりとしたドルチェ。

この料理について

「白い食べ物」を意味するビアンコマンジャーレは、中世地中海世界に広く存在していました。フランスのブラン・マンジェ、カタルーニャのマンジャール・ブラン——いずれもアーモンドミルクと澱粉で作る白いプディングで、シチリアはその地中海版の起源地のひとつとされています。

アーモンドを自分で絞ってミルクを作る工程が、この料理の特徴的な手仕事です。皮を剥いたアーモンドを水とともにミキサーにかけ、布巾で絞る——この手仕事が生む香りは市販のアーモンドミルクとは異なります。14世紀のレシピ書にはビアンコマンジャーレがシチリア風・カタルーニャ風・フランス風の複数の形で記録されており、この料理が地中海貿易ネットワークを通じて広く旅したことが分かります。

盛り付けに使うピスタチオの緑とシナモンの茶色が、純白のプディングを際立たせます。鮮やかな対比を好むシチリアの色彩感覚が、このシンプルなドルチェにも表れています。

材料(6人分)

  • アーモンド(皮なし)200g自家製アーモンドミルク用。市販の無糖アーモンドミルクを使う場合は高品質なものを選ぶ
  • 水(アーモンドミルク用)1000ml
  • コーンスターチ(または米粉)80g
  • 砂糖100g
  • レモンの皮1個分国産・ノーワックスのレモンを使用。白いワタを避けて表皮だけをすりおろす
  • シナモンスティック1本加熱中に香りを移す
  • ピスタチオ(飾り用)30g刻む
  • シナモン粉(飾り用)3g

作り方

1約20分

アーモンドミルクを作る

  • 1 アーモンド200gを熱湯に2〜3分浸けて皮を剥く。
  • 2 水1リットルと一緒にミキサーで滑らかになるまで撹拌する。
  • 3 清潔な布巾でしっかり絞ってアーモンドミルクを作る。

完了の目安

清潔なアーモンドミルクが絞り出せれば次へ。

注意点

しっかり絞る。絞りが甘いと濃度が薄くなる。

2約3分

コーンスターチを溶く

  • 1 コーンスターチ80gをアーモンドミルク約200mlで溶いてスラリーを作る。

完了の目安

ダマなく均一に溶ければ次へ。

注意点

ダマが残らないようよく混ぜる。

3約5分

アーモンドミルクを温める

  • 1 レモンの表皮だけをすりおろす。
  • 2 残りのアーモンドミルク・砂糖100g・すりおろしたレモンの皮・シナモンスティックを鍋に入れて中火で温める。

完了の目安

温まれば次へ(沸騰させない)。

注意点

沸騰させない。

4約10分

とろみをつける

  • 1 スラリーを加え、絶えず混ぜながら中火〜弱火で加熱する。
  • 2 シナモンスティックとすりおろしたレモンの皮を取り除く。

完了の目安

8〜10分。とろみがつけば次へ。

注意点

底が焦げないよう絶えず混ぜる。

5約4時間

型に流し込み冷やす

  • 1 ラムカンまたは浅いボウルに均等に流し込む。
  • 2 粗熱が取れたらラップをかけず冷蔵庫で3〜4時間冷やし固める。

完了の目安

3〜4時間。固まれば次へ。

注意点

ラップをかけると表面に水滴がつく。かけずに冷やす。

6約5分

取り出して仕上げる

  • 1 型の底を湯に1〜2秒付けて温める。
  • 2 皿に取り出す。
  • 3 刻んだピスタチオとシナモン粉を散らす。
Chef Authen

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